どうも!

最近バレンタインチョコレートのプレスに行く機会が多い姫です。おじぎ

今回ご紹介するのは、「パティシエ エス コヤマ」のバレンタインコレクションです。

フードアナリスト金成姫のオフィシャルブログ-コヤマススム氏1
オーナーシェフ コヤマススム氏

「ちょっと、奥様!TVのドキュメンターリなどで観たことがある関西を代表する世界的パティシエ兼ショコラティエよね!?」
なんて、ミーハーな姫は心の中で誰かに伝えたくなる思いをしながら、撮影するのでした。
コヤマ氏は、この日の為に、関西から会場のザ・プリンスパークタワー東京にいらっしゃいました。

フードアナリスト金成姫のオフィシャルブログ-展示品フードアナリスト金成姫のオフィシャルブログ-コヤマススム氏2
展示品とコヤマ氏

多方面で活躍中のコヤマ氏は、ロンドンの「インターナショナル・チョコレート・アワーズ2013 世界大会」金賞(1位)獲得作品と、世界最大のチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT PARIS 2013」出品作品を含めた2014年バレンタインアイテムを発表しました。

フードアナリスト金成姫のオフィシャルブログ-出品作品
2013C.C.C.デギュスタシオン(コンクール)出品作品

今回の試食・お披露目会では、10種の新作バレンタインアイテムを
いち早く知り、その一部を試食することができました。
こちらは、2013C.C.C.デギュスタシオン(コンクール)出品作品で、
2013年12月1日からセットで1,500円(税込)で販売開始します。
左から試食するのがベターです。
まず一番左は、R2103(エール・ドゥーミルトレーズ)です。
ペルー産トリタニオ種とクリオロ種ショコラノワール63%をショコラノワール65%でコーティングしたものです。
ドライプラムやプルーンのコンポートを思わせる味わいとあって、赤ワインとも合いそうです。
2番目は、YAKI-MIKANです。
お・も・て・な・しのごとく、や・き・み・か・ん=YAKI-MIKANです。
覚えやすいでしょう!?
みかんの皮を焼いて抽出した油成分「リモネン」でガナッシュ(ショコラオレ40%)をショコラオレ37%でコーティングしています。
みかん特有の強い酸味よりも香ばしさが加わっており
キームン茶葉のアールグレーをプラスしていることで、品の良い味がしました。
3番目は、P.C.J~Praline Comme cuisine Japonaise~です。
なんと、京野菜の万願寺唐辛子の醤油漬けをフリーズドライしたものが入っています。
コヤマシェフは京都生まれということで日本料理で見るこの食材を使うことに前向きだったと思われます。
自家製プラリネアマンド(ショコラノワール55%)を加えることで、胡麻に近い香ばしさとシャリッとした食感があり、ショコラノワール65%のコーティングが傑作を観る舞台のカーテンのようにどきどきわくわく感を作っています。
苦味、塩味、甘味、旨味それぞれが名演技をしていました。
同じ京都生まれの姫は、アンコール(おかわり)したくなりました!
4番目は、ミエル・トリュフ・ブランシュです。
昨年コヤマシェフがイタリアへ研修旅行をした際に出会った「トリュフはちみつ」が発想の源だそうです。
トリュフはちみつガナッシュ(エクアドル種フォラステロ種ショコラノワール70%)にショコラノワール65%をコーティングしています。
これは、トリュフの香り、蜂蜜の華やかな甘味そしてなぜかレーズンのようなテイストに感じた後、トリュフの香りが余韻として残ります。
5番目は、ZEN禅~Derniere influence~です。
コヤマシェフ行きつけのお寿司屋さんで供された赤だしのアクセントに入った山椒がヒントで生まれた作品です。
赤味噌のガナッシュ(ショコラノワール55%とコスタリカ産トリタニオ種ショコラオレ38%)とぶどう山椒のガナッシュ(パプアニューギニア産トリタニオ種ショコラノワール70%)にショコラノワール65%のコーティングです。
魅惑的な香りのカカオに、ほのかにぴりりとした刺激系の辛さの山椒と高級感あるコクを出す赤味噌を組み合わせ、化学反応を起こし、
これらのアソートにおける〆として功を成していました。

フードアナリスト金成姫のオフィシャルブログ-受賞作品試食用
「インターナショナル・チョコレート・アワーズ2013 世界大会」のボンボンショコラ部門受賞作品と、板チョコ/バー部門の受賞作品(試食用)

「インターナショナル・チョコレート・アワーズ2013 世界大会」のボンボンショコラ部門で1位(金賞)を受賞した“南高梅&アーモンドプラリネと、
2位(銀賞)を受賞した“ラフロイグ10年(ウィスキー)&ラズベリー”に、
“アブサン(アルテミジア・アブサン・アンジェリーク68%)”・“スモークピーナッツ”・“焼きりんごキャラメル&ラズベリー”の3つの味を加えたセットが1500円(税込)で12月からバレンタイン向けに発売開始されます。

「インターナショナル・チョコレート・アワーズ2013 世界大会」の板チョコ/バー部門からは、各部門の金賞の中から特筆すべき味覚を持つ作品”3つだけに与えられた特別な賞
“クリスタル賞”を2作品も獲得しています。
それは、“万願寺唐辛子”&アーモンドプラリネ”1890円(税込)と“大徳寺納豆”1680円(税込)です。
二つとも京都の食材を活かしつつショコラのテーマから離れない“わびさび”を感じます。
ピンクのチョコは、“ラズベリー&ライチ”1785円(税込)です。こちらもプレスの方々に好評でした。
これらのバーは、試食用として一口サイズですが、板チョコとしてしっかりした形をしていて、遊び心があるパズルやテトリスを思わす切込みが入っているので、そこを割って食べるタイプです。それぞれ11月15日から販売中です。

フードアナリスト金成姫のオフィシャルブログ-マジック プラリネ オ フフュイ
マジック プラリネ オ フフュイ

「パッケージが可愛いから買いましょう!」って、それだけじゃないんです!
ドライフルーツがたっぷり入り口どけから味わい深くなるプラリネ6種類を、ミラー付きで元気が出そうな明るいストライプカラーのケースに収納した作品なのです。
フレーバーの勉強になるだけでなく、取っておきたいケースに入っているから自分へのご褒美にも買いたくなりますね。

この他、新作アイテムは、フランスで最も権威あるショコラ愛好会「C.C.C.」の
品評会で2011年、2012年と2年連続5タブレット+☆、今年は5タブレットと高い評価を得た3年分の作品を詰め込んだCDのベスト盤のようなアイテムや、
日本では「エスコヤマ」でしか扱っていない貴重なカカオを使った、“コヤマオリジナル”とも呼べるタブレットチョコレートなども12月1日から販売するそうです。

フードアナリスト金成姫のオフィシャルブログ-コヤマ氏と姫
コヤマ氏と姫

帰る前に、チャンス到来☆彡
一緒に撮っていただきました(^^;)

努力、ひらめき、リサーチ、アクション、フィードバック・・・
とこの積み重ねで、お客様に愛されているのだと思いました。

今後は、受賞や出展体験を通じて見出した“カカオ豆自体を輸入し、
ゼロからチョコレートを作り出す”という展望と、子供だけしか入れない夢が広がるようなショップがOPENするとのことなので、
ますます目が離せませんね☆

京都生まれ 前に進む 情熱家 ~姫心の俳句より~

お店の詳細は、こちら