どうも!
広尾ウォーカーの姫です。おじぎ

今回は、日頃子育てに奮闘気味の学友から「たまには、ゆったりとした大人の空間で昼食会をしたい。」というリクエストに応え、
レストランやショッピング、オフィスが点在した人気のスポット六本木にありながら、
落ち着いた雰囲気のフレンチレストランに行ってきました。

トゥクライミング

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
外観

六本木通りから少し離れると、憩いのテラスが目に留まります。

入店したら、ワインを想わすボルドー色を基調とした上品な空間が広がっていて、
マダムが席までご案内してくださいました。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
食前酒

まずは、大分県湯布院のかぼすとスパークリングワインのアペリティフで乾杯をしました。
この梅雨の蒸し暑さを忘れさせてくれる程、爽快な気分になりました。

ランチは、Menu A(3,000円)・Menu B(5,000円)・Menu C(8,000円)の3種類あり、
Aは、メインのお肉かお魚を選び、
Bは、メインが両方ついており、
Cは、メイン両方と前菜が2皿多い構成です。

今回は、Menu Aにして、追加料金600円で“シェフのスペシャリィテ フォアグラとトリィフの一口ソースコロッケ”をつけていただきました。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
お食事前のアミューズ

イスラエルの涼しげなお皿に、帆立の燻製やキッシュ、マリネ等5種類も乗っていました。
イスラエルでは、複数の前菜“メゼ”をお皿に乗りきらない位饗するのがおもてなしとされているようです。
アミューズで、このように調理法が違うものを惜しげもなく出しているところに、
おもてなしの始まりを感じます。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
自家製パン

お客様からのリクエストに応え、オンラインショップでも売っている程人気がある天然酵母のパンです。
キューブタイプの食パンとライ麦パンは、コースに合わせ、塩分濃度が絶妙でした。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
本日の前菜

プリフィックスで、マダムから、トマトを使ったキュートなビジュアルの冷製や食べ応えがあるパテ等おススメの前菜を聞いて迷ったのですが、カキガールの姫の名にかけて、もともと大好物を選びました。

山形の生牡蠣にトリュフオイルがたっぷりとかかっていました。
この時季に出会えた喜びと、高級な調味料の香りと味の深みで、五感を楽しめました。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
シェフのスペシャリィテ フォアグラとトリィフの一口ソースコロッケ

最初にフォアグラのテリーヌを作り、それを細かいさいの目にカットし、トリュフのソースでつなぎ、粒子の細かい衣を付けて揚げているのです。

まずは、フィンガーボールがあるので、コロッケを手に取りました。
そして、角の衣を少しかじり、中のスープ状になったテリーヌを飲みました。
衣の中にしっかり閉じ込められていたトリュフの香りがふわっと広がりました。

シェフが10日もかけて作った最高傑作を、この立地で600円という価格設定に驚きます。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
お肉料理

お魚とお肉のうち、“アニョー・ド・レのロースト”を選びました。
生後4~8週間ほどの草食前のお乳を飲んでいる仔羊は、
薄ピンク色で、羊特有の臭みが少なく、独特の柔らさが特徴的です。
これに、仔羊の骨でとった 「フォン・ダニョー」 がベースのソースや
ふわりとスライスされた白トリュフがかかり、古典派の中でも、クオリティーの高さを感じました。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
デザート

パンナコッタとフルーツ、夏みかんのソルベ添えです。
ふるふるのパンナコッタにカラメルソースが艶やかにかかり、口の中で、良い調和となりました。

フードアナリスト姫の食や小ネタ情報フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
お茶菓子

「お好きなだけお選びください。」と言われたので、全ていただきました♪
内容は、生チョコ、ココナッツのパウンド、マドレーヌ、クッキー、フィナンシェ、生キャラメル、夏みかんピール、カシスのゼリーです。

カトラリーまでアンティークで、つい見惚れてしまいます。

席数が少ない分、シェフとマダムが行き届くおもてなしを存分にされているので、
次の予約までして帰りたくなりました。

六本木 シェフとマダムの 上質店 ~姫心の俳句より~

お店の詳細は、こちら