どうも!
ビストロ好きの姫です。おじぎ

ブロガーのくにろくさんから、「Bistro Lyon(ビストロ リヨン)のオーナーの嶋啓祐氏主催の短角牛を食べる会があるよ。」と聞いて、同席をさせていただきました。

トゥクライミング

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
外観

東京サンケイビルの地下1階にあり、
東京メトロ大手町駅E1&A4の出口から直結しているから、
外の寒さを感じずにスムーズに入店できました。


$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
内装

ヨーロッパの格言「男の価値は本棚の内容で見分け、女の価値はスパイス棚の中身で決まる。」を思い出しました。
木やレンガのクラッシックな温もりでアジがある書斎を持っている人って素敵だなぁ~。(妄想族活動中)

さてと、実際に、
通常のお料理はというと、
ビジネス街という場所柄、
ランチはワンプレートのメニューから伝統的ビストロメニューまで、20種類もメニューがあるそうです。
ディナーは、岩手の低カロリーブランド牛“短角牛”や日本に100頭しかいない茨城の“梅山豚”などのメインがウリのビストロ料理。


今回は、その“北岩手の短角牛”を楽しむ会として、貸切で開催されました。

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
店内のポスター

イベント感が伝わる展示物ですね!

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
食前酒(岩手産野田村産 山ブドウ“紫雫ゴールド”のキール

以前岩手ワインの試飲会で、
ポリフェノール、鉄分、カルシウムなどを多く含む“山ブドウ”の魅力をさらに知った姫にとって、
また口にする機会があって嬉しかったです。
全国で約200haのうち115haは岩手県が占めているようですから、
今回のキールに、濃い紫色のドリンクとして、黒スグリではなくて、“山ブドウ”を使用することで、岩手県らしさが感じられました。

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
短角牛レバームース フロマージュブランをのせたフォカッチャ

バターナイフを反すと落ちそうな程滑らかなムースで、
レバーの旨味をじわじわと感じるきめ細かさが良いものでした。

岩手県二戸郡一戸町にある三谷牧場のフレッシュチーズを使用したフォカッチャでした。
ヨーグルトとクリームチーズの間の酸味から、
前菜として合わせやすいものでした。

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
白ワイン(プレン・シュッド 2009 コート・ド・ローヌ)

ヴィオニエ85%、クレレット15%の自然派ワインです。
“プレン・シュッド”とは「真南」を意味し、ローヌ地方のうち、畑が南向きという好条件にあるため、早熟で完熟したものができあがるようです。ほのかで親しみやすい甘みがあるものでした。

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
短角牛しんたまのカルパッチョと“金沢大地”の加賀野菜を添えて

脂肪が少なく柔らかい肉質を特長とするものを、薄くスライスし、
素材の味を伝えやすい状態で供されました。
クスクスのように盛り付けられたものは、雑穀(あわ、ひえ、アマランサス)をヴィネグレットソースで仕上げた滋味に富んだお料理でした。

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
赤ワイン(ドメーヌ・デ・ラ・モンタニエット 2008 コート・ド・ローヌ・ヴィラージュ)

ブラックベリーやカシスのような香りから次のお肉料理、そしてそのソースに合いそうです。

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
短角牛リブロースのロティ
山ブドウで煮込んだ小腸とジャガイモのパルマンティエ
寒締めほうれんそうを添えて

商標を取っている程の銘柄“山形村短角牛”が、3枚も重ねられていました。
もともと低脂肪で味の良い赤身肉であることから、
脂身があるものを選んで、重ね、メインとしてのボリューム感を出されていました。
グルタミン酸やイノシン酸がふんだんに含まれているので、
旨味を2度も3度も愉しめました。

$フードアナリスト姫の食や小ネタ情報
濃厚なバニラアイスとアーモンドのゆるいブラマンジェ
山ブドウのソース

一般のブドウに比べてポリフェノールが8倍と言われている“山ブドウ”が、
最後にもお皿を彩り、色と味の濃厚さと共に記憶に残るものでした。

当会のシェフは、1月3日から就任したばかりの方で、
岩手の食材の良さを伝える為に、どういった調理法が伝わりやすいかといったお題を、
得意のフレンチで、お皿ごとに巧みに表現し、
個々に行き渡る様に盛り付けられていたことに驚きました。

大手町に リヨンと岩手の 接続地あり ~姫心の俳句より~


お店の詳細は、こちら