吉水神社（奈良）

奈良県吉野にある吉水神社は元は吉水院といい金峯山寺の寺院の一つとされていましたが、明治時代の神仏分離で吉水神社となりました。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部になっています。南北朝時代には南朝の皇居として後醍醐天皇が住まわれていたところです。他にも、源義経と弁慶が隠れていた場所であったり、豊臣秀吉の花見の本陣が置かれたりと、時の権力者と密接な関係があった場所です。

御祭神は後醍醐天皇・楠木正成・吉水院宗信法印の合祀となっています。
商売繁盛・財運・仕事運など、金運をアップしてくれる神社としてたくさんの参拝客がここを訪れています。最近はメディアで金運スポットとして紹介されたこともあり、宝くじの当選祈願に訪れる参拝客も増えているようです。

吉水神社の中でも人気のパワースポットが書院の裏側にある「邪気祓所」です。古くより修験者達のお祈りの場で、後醍醐天皇や楠木正成もここでお祈りしていたそうです。

ここで是非とも手に入れておきたいのは「乾坤通宝（けんこんつうほう）のお守り」です。乾坤通宝とは後醍醐天皇の時代に発行された金貨で、まだ発見されていない幻の通貨です。見つかったら1枚1億円以上とも言われています。金運アップのご利益があるそうなのでお勧めです。

日本最古の書院には豊臣秀吉や源義経や後醍醐天皇にちなんだ貴重な文化財が展示されており、非常に見ごたえのあるものとなっています。是非一度見ておきましょう！