今日は「あたらしい自分に生まれ変わる「やめる」習慣」という本を紹介したいと思います。

 

 

 

最近、読書が結構進んでいていい流れができていると思います。

 

今日も最近読んだ本の中でも、多くの人におすすめできる本を紹介します。

 

 

  おすすめ度★★★★

 

悪い癖や習慣をやめるのはとてもむずかしいですね。

 

その自分でもやめたい習慣をやめるためのステップが書かれている本なので、試してみたい方にはとてもおすすめです。

 

実際にどのように始めたらいいか、考え方や例を交えて紹介されているので、次のアクションがわかりやすいと思います。

 

ただ、個人的にはそこまで悪い習慣はないので、自分にはそこまで大きなインパクトを与える本ではなかったので、★4つにしました。

 

 

  内容まとめ

 

  1. 第1章 なぜ、悪い習慣はやめられないのか
    1. 習慣引力
      1. 習慣は同じことを続けようとする
      2. 無意識で動いているものが全体の60%以上
    2. 意識・無意識のバランス
      1. 心理学では意識は5%、無意識は95%
      2. 無意識は、「変化」に抗う
    3. 欲望と理性
      1. 理性は普段のコントロールを握っているが、欲望がコントロールを握ると欲望のほうが強い
  2. 第2章 人生の好循環を生む「やめる習慣メソッド」
    1. 本当にやめる必要があるか自問する
    2. やめるフェーズ
      1. 禁欲期:無意識が変化に抗うため辛い
      2. 無気力期:慣れてきてまあまあ快適
      3. 倦怠期:マンネリ化すると飽きてやめたくなる
    3. 慣習レベルにより必要な時間も異なる
      1. 行動習慣:1ヶ月
      2. 身体習慣:3ヶ月
      3. 思考習慣:6ヶ月
    4. やめるために大事なこと:こころの体力
      1. こころの筋力
        1. 「片付け」、「運動」、「早起き」などをやって自己肯定感や自己認識を上げる
      2. こころのエネルギー
        1. 睡眠時間をしっかり取る
        2. しっかりご飯を食べる
  3. 第三章 10の事例で学ぶやめる習慣実践プログラム
    1. 10個の事例をテンプレートにのせて紹介
    2. テンプレート
      1. 習慣行動
      2. 欲望に打ち勝つ準備
        1. こころの体力を高める
        2. 骨太の理由を作る
        3. スイッチング行動を決める
      3. ロードマップ:具体的にどんな行動をするかを記載
        1. 禁欲期(1-3週)
        2. 無気力期(4-7週)
        3. 安定期(8-10週)
        4. 倦怠期(11-13週)

 

  私の学び

 

この前紹介した「超発想力」の本にも書かれていましたが、

 

人間は新しいことが嫌いなので、今を変えることはとてもむずかしいということです。

 

変えるために大事なのは、自分ができることから小さく始めることです。

 

今回の本の例では、「片付け」、「筋トレ」、「早起き」など小さいことから始めて自分はできる人だと思えるようなきっかけを自分から作ってあげることです。

 

また、変化がむずかしいという事実と原理を理解して、失敗してしまう自分も認めてあげるのが大事だなと思いました。

 

一方、「習慣引力」というメカニズムを利用することで逆に言えば、いい習慣を一度身につけてしまえばそれを継続するのは無意識でできるようになるということです。

 

うまく自然の摂理を利用して、自分の人生を改善していけるといいなと思いました。

 

私も朝6時起き(最近は5時半)起きするのを2020年12月から始めていて、もうすぐで3年になります。

 

これからも習慣引力に一つずつ自分のいれたい習慣を足していきたいです。