今日はDaigoさんが書いた「超発想力」という本を紹介したいと思います。
おすすめ度★★★★
誰におすすめするのかによりますが、★4つをつけました。
理由としては、「発想力」の重要性や高め方に関して読むものはそこまで多くないにもかかわらず、人生の中でかなり重要だからです。
一方で、★を一つ減らした理由は、内容的にバイブルレベルに自分に共鳴しなかったという個人的な感想を反映したためです。
まとめ
- はじめに
- Daigoさん自身、発想力がなければ、メンタリストという存在しなかった肩書を確立することはできなかっただろうという点です。とても説得力のある始まりです
- 第一章「思いつく力」がどんな人にも必要な3つの科学的根拠
- 真面目にやるより成果が出る:うまくやろうとするよりも、楽しんでクリエイティブにやろうとしたほうが、最終的な成果はでやすい
- 変化に強くなる:クリエイティブになると、時代の変化にもついていけるようになる。ネガティブな感情にも強い
- 幸福度が上がる:クリエイティブな気持ちで遊び心が増し、日々の幸福度が高まる
- 第2章「思いつく力」を高める7つの方法
- 制限を利用する:いいアイデアは「何かが足りない」から生まれる
- リーキーアテンションを活かす:眼の前のことには頭半分集中しているけれど、残り半分は全く違うことを考えているような状態のほうが、いいアイデアが生まれやすい
- 外を歩きながらアイデアを考えると質も量もあがる
- 無意識のときにアイデアが出ることがある:ゲームしてから判断したり、敢えて考えるのをやめて無意識に委ねる
- イメージのちからを使う:100年後を想像するだけでもいい
- 夢から実現するケースもある:Googleも、ラリー・ペイジが夢の中でインターネット上のすべての情報をパソコンに入れることができた夢を見たことから始まったそうです
- 別人のふりをしてみる
- 第3章思いつきを磨いてカタチにする5つのツール
- ヤヌス的思考:一見矛盾した内容を考えると発想力が上がる。例. 「働きたくないけどお金はほしい」
- ブレインライティング:ブレインストーミングの、「発言者一人問題」と「他人に評価されるのが怖い」問題を解消した、同時に書き出すスタイル
- マインドマップ:自分の頭を整理して、定期的に更新するだけでもアイデアをカタチにするのに近づく
- 創造性のレシピ:12個ほどレシピがありますがそのなかのいくつかを
- 積極的な行動と忍耐
- 自由と独立
- 意思と感情の関与
- 社会への貢献
- どうしてもアイデアが出てこない時に役立つ12のスランプ脱出法
- 目を閉じる
- シャワーを浴びる
- いい気分になる曲を聴く
- あえて単調作業をする
- サイコディスタンスを増やす:今や自分との距離を遠くしたほうがアイデアが浮かぶ
- 暗い部屋で考える
- デスクに観葉植物
- 海外旅行
- とにかく新しいものにふれる
- ポジティブ
- スーツを着る
- お茶を飲む:テアニンがリラックス効果をもたらす
必要な理由から方法までかなり実践的な内容になっているので、自分で試してみることができる内容が沢山あります。
私の生活への応用
「思いつく力」が必要な3つの理由「真面目にやるより成果が出る」、「変化に強くなる」、「幸福度が上がる」はとても共感したので、発想力を鍛えていきたいなと思っています。
行動として新しく取り入れられそうだなと思ったのは、ヤヌス的思考です。
一見矛盾した内容を考えてそれを突き詰めていくと新しいアイデアが生まれたり、形になると思うのでやってみたいと思います。