あるとき、ある人と話をしていて、こんなことを感じた。
なんか、仮面と喋ってるみたい。
その人は確かに自分のやりたいことについて語っているはずなんだけど、
言葉が全部、どこかで聞いたことがあるような、
魂からでてないような、
なんというか、義務感とか、世間への体面とか、
よくわからないけどそんなところから出てる言葉のような気がした。
一言で言うと、
キレイごと?
何だろう、饒舌なんだけど、距離がとても遠いような、
そんな気が、
近くても遠くにいる感じがした。
本当の魂はきっともっと生々しくて、
多分怒ったり泣いたり笑ったり、
めまぐるしくて、
そんな、魂を垣間見た、と思う瞬間が愛おしい。
多分最初はみんな、魂むき出しだったのが、
いろんな、~すべきとか~はダメだとか、
そんな考えで、だんだんカバーされてしまうんだろう。
昔の私なんて、ほんと酷かったと思う。
ほとんど、あるべき論で話をしてた。
自分の意見を言うことは危険だと思ってたから、
誰かの意見を借りて話してた。
そのうち、何が、
本物のわたしの言葉で、
何がそうでないのかわからなくなっていった。
現在は目下、リハビリ中です。
ついつい出てくる、
あるべき論の思考に、
それはほんとうに私の考えなの?
今、私は何を感じてる?
一つ一つ心の中で、聞いていきます。
何を思っても何を話してもいいんだよ。