最近、心理セラピーに追加しようと思って、
キネシオロジーを学び始めたのですが、
とある人から表題のようなことを言われたので、
ここで私の見解をまとめておこうと思います。


(ここで言っている事は代替医療として使われているキネシオロジーのことで、
運動科学としてのキネシオロジーではありません)

そもそも、私は科学的かどうかということにはあまり重きをおいていません。

それよりも、

自分が試してみて効くかどうか、役に立つかどうか

に重きをおいています。

その判断基準は、「自分が実際に使ってみてどうだったか」ということです。
だって、科学で証明されてないという理由だけで、
効果が実感できるものを使わないのはもったいないじゃないですか。

3つほど、私が考えるポイントをまとめてみます^^

1)事実、科学的には証明されていないが使われているものは他にも
たくさんあったりします。

針ややいとなど、ツボなど、東洋医学もそうだった気がしますけど、
こちらの方が比較的まだ理解されていますね。

あと、実は麻酔も科学的にはなんで効くのか証明されていないと聞きます。

手術の場面で「麻酔は科学的に証明されていないから使いたくありません。」
とはいいませんよね・・・私はイヤだー!!

余談ですが、ハチドリってちょっと飛び方が特殊(ぶんぶんうなるように飛ぶ)
なんですが、ハチドリもどうして飛ぶか科学的に証明されていないと
きいた事があります。

「科学的に証明されてないから飛ぶな!」って言ったらハチドリさんもカワイソウです。



2)プラセボ効果について

こういった代替医療はプラセボ効果に過ぎない、というお言葉もあったりします。

※プラセボとは、実際にはただの水などニセモノのクスリを処方しても、クスリだと本人が信じ込む事によって、本物のクスリと似たような効果があること。

これは心理的に思い込むだけではなくて、実際に脳内で該当部分が活性化したりなど、科学的に観測できる効果が現れる事もあるという。「考えない練習」P234に、モルヒネと偽って偽薬を投与した場合の興味深い事例が載っています^^。


個人的には、プラセボでも効くなら万歳じゃないですか!というか、
むしろ、プラセボで効くならそちらの方がいい気がします。
普通のクスリは作るのにお金もかかるし副作用がある場合もありますし。

※医療現場でもその辺は意見が分かれるらしいですね。ウィキペディア情報ですが・・・


3)頼りすぎたら危ない?

昔、とある代替医療で、そちらを信用するあまり医者に行くべき時にかからなくて
死亡者が出た、だから良くない。

というような論調の記事を読んだ気がします。

たまたま一つの例だけをもって、それ自体が効果がないというのは
どうかと思います。

医療現場でも医療事故は起こっていますが、
それだけを持って、だから医者は危ないとはならないと思います。

何かあったとしても、冷静に、本当に効果があるのか、もしくは、ないのか、
を見極める事が必要だと思います。

ただ、問題があるとしたら、
代替医療の現場は玉石混合だという事ではないかと思います。
下手な人や、怪しい人、お金だけが目的な人等もいますので、
そういう人に当たる→効果が出ない→だから代替医療はダメだ
ということは確かにおこっているのかもしれません。


あとは、これだけあれば絶対大丈夫、という風にならない方が
いいんじゃないかと思います。

こういうときはお医者さん、こういうときは代替医療といった風に、
冷静に判断して使い分けたらいいのではないかと思っています。

だからこそ、

本当に倫理的のである、

キネシオロジーNLPをちゃんと広めていきたいです。


さて、これとは別で、

実は、先日、大学でキネシオロジーを学問として研究している方から
「代替医療としてのキネシオロジーは科学的に証明されていない非科学的なものだから
そのようなものと自分たちのものを混同されると迷惑だから、
代替医療のキネシオロジーがキネシオロジーと名乗るのを辞めて欲しい」

という言葉をいただきました。

正直これに自分の意見で語ろうと思うと、
キネシオロジーの歴史とか経緯とかいろいろ知らないといけないのかなあと思ったりするのですが、まだそこまで手が出ていません・・・。

「科学的根拠があると誤認させる為にキネシオロジーの名前を利用している」
という事もいわれましたが、それもまだわかりません。
そのうち余裕が出たら調べてみたいです。


でも、そもそものところで・・・

確かに、効果がないキネシオロジーが広がったら
世間から「怪しい」と思われて、
科学者にとってもマイナスになるかと思うのですが、

今、慶太さんが広めておられる1からはじまるキネシオロジーは
本当に効果が実感できましたので、

これが正しく広まれば、逆に世間の評価は高まり、
結果、キネシオロジー全体の評価も高まるのではと思ったりもします。

というのじゃだめかな。
Win-Winとはならないでしょうか。

そもそも、キネシオロジー自体がまだ知られていないので、どんな形であれ、まずは広めて、
そしてある程度世間の認知が広まってからこういった議論をぶちあげたら、
さらに認知度があがっていいのでは・・・とか妄想してみたり。


この文章を読んでみて、「本当に効果があるのかよ」と思った方は、
とりあえず8/2 15:00~に
東京で慶太さんのキネシオロジー体験会があるらしいので(明日ですが)
関東方面の方は実際に効果を実感しに行ってみられてはいかがでしょうか?

結論
科学的かどうかよりも、効く効かないの方が私にとっては大事!

(決して科学を否定している訳ではなく、むしろ、科学もわりと好き。
 一緒に仲良くやりたい!)

だから効いたものを最高の形で伝えたい!


追伸
ちなみにニュージーランドでは代替医療としてキネシオロジーが認められているそうです。私NLPもニュージーランドの方から学びましたし、
つくづくニュージーランドに縁があります^^

この写真はニュージーランドのフリして与那国ですが^^