末っ子はひきこもりでした。

 

社交不安障害、対人恐怖症、パニック障害

がありました。

今回復して社会に出ようとしています。

でも、そんなにすぐに普通に生活できる

訳ではないようです。

 

少し前に記憶障害を起こしたのですが

長女から電話があり、どうやらその時に

処方されて飲んでいなかった薬を

過剰摂取したらしいんです。

 

軽い自殺未遂です。

社会に出ることにすごく不安が募って

とにかく楽になりたかったらしい。

 

長女は泣いて心配していました。

彼女は薬学を学んでいるので、飲んだ薬

がどういうものなのかよくわかっています。

「死んでしまう可能性もある」

とにかく私に母親として何とかして欲しい

と、連絡してきました。

 

その時に娘に色々言われました。

「ママは忙しかったからだろうけど、

忙しいしか言わなくて、私たち子どもの

気持ちを分かろうとしなかった」

「拒絶されると、感情を押し殺すから

気持ちを伝えられなくなる」

とか。

 

良い母親じゃなかったんですよね。

謝りました。

でもきっといつの日か長女には

言いたかったこと言わせてあげないと

その時間を作らなくちゃいけないな

と思っています。

彼女はセラピーに1年以上通って

いるんです。

 

末っ子が自殺未遂に近い行動をした

と聞いても私は動揺しませんでした。

ショックのための感情鈍麻なのか

子供を信頼しているのか、

分かりませんけれど、同時に絶望的な

気持ちも湧き上がってきました。

いつまで続くんだろうと思いました。

 

同時に色々な事が頭の中を巡りました。

娘はどうしたいと思っているのか

何を望んでいるのか、そのためには

何をしたらいいのか?

 

末っ子は社会に出ていきたいんです。

友達を作ったり、会社で働いてみたり

一連のことをしてみたいのだと思います。

だったらそうなるように支えるしかない。

 

現代社会の一番の問題は、各個人に

レッテルを張ること。

「発達障害」「精神障害」「ひきこもり」

諸々。診断されることで安心された方も

沢山いることは知っています。

多様化、「Diversity」と言われていますが

多様化を受け入れるのではなく、レッテルを

張ることで生きづらい社会になっている。

 

アメリカでもそうです。

娘は博士課程でエリートと言われる方が

沢山いますが、みんなマリファナ₍CAでは合法)

やっていたり、向精神薬飲んでいたり、

お酒飲んでいたり、みんな何かやっている

と言っていました。

 

発展途上国は一見幸せには程遠いかもしれませんが

精神疾患なんてカテゴリーはないので、

みんな一緒に暮らしています。

差別はあると思うけれど、社会から抹殺

されずに共存していることもまれではない。

₍主人は発展途上国からの移民アメリカンなので

自分の国に精神疾患なんてカテゴリーはなかった

と言っています)

 

ひきこもりは昔からあったのかもしれません。

でも、こんなに増えたのは先進国の不寛容

のなせる業なのではないかと思います。

日本もアメリカも若者は本当に生きづらい。

 

末っ子の話から大きくそれましたが

娘も減薬しながら薬をやめたいと言っているので

息子の先生に診てもらえたらと思います。

 

それと同時に、サフラン、タウリン

(両方とも鬱、不安に聞くと言われるサプリ₎

を飲むこと、ヒーリング音楽を聴きながら

呼吸をゆっくりすること₍呼吸をゆっくりすると

心臓の鼓動も遅くなる₎をやっていこうと

思います。

 

精神疾患は薬や、サプリで抑えても

自分の心の中の問題が解決しないと

減薬しても意味がありません。

症状は結果です。その結果に至る経緯を

自分で受け止められないと、いつまでも

堂々巡りです。

時間がかかっても、それと付き合って

自分で消化することが必要です。

それは色々な経験を積むことかもしれないし

素晴らしい人々と出会うことかもしれないし

何がどう転ぶかわからないけれど、

社会に出たいと言っている娘はきっと

時間がかかっても大丈夫じゃないかな

と思っています。