今日はロサンゼルスのHistoric Parkで
Nami Walkがありました。
Namiは全米最大の精神疾患患者、家族へ
精神疾患に対する正しい認識情報提供、支援
等を行う支援団体です。
(翻訳ツールを使って見てみてください)
今日はそのNami カリフォルニアで
毎年恒例のNami Walkが開催されました。
みんなで公園内を精神疾患に対する
正しい知識持ってもらい偏見を減らすために
公園内を歩くイベントです。
私はNamiの中のJSSC₍日本語サポートグループ₎
の会員です。
今年初めて参加しました。
私はJSSCの設立者の一人の方に
私はすごく感銘を受けました。
人生観を変える出会いだったと言っても
過言ではありません。
彼女がよく私に語ってくれるのが
「私はこの精神疾患の息子を持ったことが
人生の一番のギフトだったのよ。
もしこれがなかったら私は自分を
いい人だって思い、教会に行って、寄付して
あ~いい人間だって満足していたでしょう。
でも、そういうことではないんだ
ということが本当によく分かったの。
これがあったから、自分を本当に
成長させることができたの。
だから素晴らしいギフトだと今は
思えるの。」
今は彼女の気持ちが少しはわかります。
私もこれがなかったら、自分を
立派な人間だって思っていたと思います。
良い人とはどういうことか、
人を思いやるってどういうことか、
生きるってどういうことか、
どうしようもない事にどう向き合うか
困難に負けない強さってどこから来るのかとか。
少なくても今私が分かってきたことは
言いたい事を我慢できるようになりました。
言葉は時に人を傷つけます。
言わなくてもいいことは沢山あります。
他に、下手くそだけど寄り添おうと
頑張れるようになったこと。
ポーズでなく、謙虚であろうとすること。
身の丈が分かってきます。
JSSCのメッセージは
「あなたは独りじゃない~You're not alone~」
です。
精神疾患の周りには疎外感や孤独が付きまといます。
JSSCのメンバーさんと話をして思ったことは
精神疾患患者の多くは孤立してしまっています。
息子もそうです。
症状があるために社会とうまく繋がれなくなり
疎まれるようになります。
それが症状を改善しない一つの理由となり
ますます社会復帰が難しくなる負の連鎖に
陥ります。
そこから出れない人がたくさんいるのだと思います。
これが精神疾患の一番の辛いことなのではないか
と痛感しました。
だからJSSCは「あなたは独りじゃない」と
伝えたいのだと思います。