少々分け合って、息子が初回入院した時の

メディカルレコード₍カルテ₎を病院から送って

もらいました。

カルテを全部もらえるんだから、アメリカって

本当に情報開示がしっかりしています。

 

私自身こちらで手術した際にメディカルレコードを

取り寄せたことがあったので見たことはありましたが

入院した時のカルテって本当に細かいんですね。

毎日内をどう処方したか、どういった状態だったか

事細かに書かれていました。

びっくりしたのが、精神疾患症状と乾癬も患っている

と書いてあったこと。乾癬は精神的ストレスや

不規則な食生活、肥満、糖尿病などで起こります。

この時にかなり食生活が乱れ、ストレスを抱えて

いたんですね。本当に親なのに何も気づき

ませんでした。今はすっかり乾癬は治っています。

 

その中には入院したときに看護師に語った

精神状態の詳細も書かれていて、正直涙が出ました。

「限界だった」

と語っていたんですよね。

大学の勉強のパフォーマンスが落ちてきていて

単位を卒業間近に落としてしまったこと、

そのために余計な学費がかかり奨学金が足りない

状況だったこと。

 

ひとことも私たちに相談していませんでした。

一人で抱えていたんですよね、きっと。

 

カルテのどこを読んでも

「治療に協力的」

と書いてありました。

本当にまじめでいい息子です。なのに夢半ばで

あきらめなければいけなかった。

 

何とも言えません。

でもこれが生きるってことなんだろうし、

この人生を息子が生きていけるように応援

しなければいけないんだなあと思います。

 

彼なりに生きて行って欲しいなと思います。

主人は短い人生、精神疾患で何かできない時間を

少しでも減らしたいと、必死に対処療法を

探して試しています。

 

それが時々行き過ぎてしまうこともあるのですが。