精神疾患がある子供に放浪癖があることほど
怖いことはありません。
息子は放浪癖のために2回強制入院しました。
アメリカだと5050₍Fifty-Fifity₎と言います。
普通の現地の人も知らない用語だよな、本当。
これで入院すると、お医者さんが「いいよ」
って言わないと退院できません。
大体かなり具合悪い状況で入っているので
無理やりよくしようと大量の薬が投与されます。
最後の入院の時は、副作用で体が硬直したまま
返されました。₍発病後4年半頃₎
障害者になってしまったとつぶやく息子に
もう本当に生きた心地もしませんでした。
退院の1週間後に家族のハワイ旅行の予定があり
体が薬で硬直した息子を主人が一生懸命一緒に
散歩して何とか動けるようにして、行けない
と思ったけど、無事ハワイに行きました。
発病後に何度か家族で旅行に行ったのですが
いつも幻聴に悩まされて青い顔のまま全く
楽しむこともなかった息子なのですが、
その時とった家族写真で初めて笑ったんですよね。
旅行中も海にダイブしたり、サーフィンしたり
したいことを思い切ってしていました。
今もふらふらと出かけることがたくさんあります。
状態が悪い時は本当に生きた心地がしません。
この頃は食事をしていたレストランで見知らぬ人が
心配して家まで送ってきてくれたり、
別の日はお店で揉めたらしく警察から電話があり
病院に連れて行くように言われたのですが、
息子の喋る内容に一貫性があったため
「連れて帰っていいよ」と言われ前記の5050
にならずに済んだり、武勇伝には事欠いていません。
₍この時は主人が本当に怒って息子を殴ったみたいです。
アメリカだと、場合によっては射殺されても
おかしくないので₎
外出禁止にしたら楽なのでしょうが、
本人に帰ってくる意思があり、状態がいいのなら
色々な人に関わる₍世話になる₎のも回復になるのか
なあと思ったりしています。