息子が統合失調症を患ってから早5年になります。

 

アメリカって医療最先端というイメージがあるでしょうが

精神科医療については、薬漬けの感が否めません。

何度か入院していますが、医療費がとても高く長期入院できないので

かなりの量を処方されます。効果が出ないと多剤になります。

 

でもね、息子といて思うのですが、回復が進まないのって薬が合わないとか

いろいろな問題と合わせて、治療者に対しての不信感もあると思います。

最初の病院の看護師の態度や言葉がひどかったですね。

「お前は精神病者だから」とか心無い言葉を言っていたみたいです。

その結果息子は食べなくなりました。がりがりになって病院から

帰ってきました。妄想が出て「聖書に書いてある

食べ物以外は口にできない」って。

 

正常な介護者、治療者から見ると、「狂ってる」「いい加減に食べろ」

ということなのでしょうけれど、統合失調症は脳内物質のアンバランスが

起きています。そのために幻聴や妄想などの症状が起きていますから

自分の感情や思いがそのまま出ることは難しく、幻聴や、奇妙な行動

妄想として現れているのではないかと思っています。

だから、食べないはそれにまつわる事柄で安心できなかったり危険を感じたり

するような強烈な体験をしたということではないかと思います。

安心できない環境や体験があって必死に自分を守っているのではないかと思います。

 

介護する側はこの患者の深い心の内に思いをはせる努力が必要なんだと思います。

理解することはとても難しくても、何かつらい、怖い思いの中にいるということを

感じてあげることが介護、治療の第一歩だと思っています。

 

今もこの後遺症は続いています。3年くらい「クリーンフード₍聖なる食材₎」

にこだわったり、絶食₍キリストが処刑される前に40日間行ったため₎を

繰り返したりしていました。

これはきっと病院でのトラウマ₍治療の失敗₎から来ているんだと思います。

 

それでもだいぶましになり、きちんと食事はとるようになりました。

また改めてそこらへんの遍歴も書きたいと思います。