少年時代
私は男二人兄弟の次男として育った。
幼少期は幼稚園に通っており、成績はいちばん良く、性格は活発だが、大人しく良くなく子だった。
父は仕事人間で酒癖が悪かったが、家族がお金で困ることはなかったが、仕事に明け暮れて家に居ることも少なかった。
母は専業主婦で近所でも評判の美人だった。
だがヒステリー気味で私をコントロールしてばかりだった。
ただ、両親ともに私を充分に愛してくれた。
そして、私のただ1人の兄弟、兄も私と同様に成績が良く活発な人だったが、運が悪く兄弟喧嘩をしてはいつも彼ひとりのせいにされて父親から暴力を受けていた。
そのせいか、優しいのに暴力的で私はよく殴られたものだった。
ただ彼は根っからの悪人ではなく、後に成人になった時、私を飢えから救ったヒーローでもあった。
幼稚園時代はまだ自分の中にマイノリティもマジョリティの感情もなかった。
だが成績も良く活発であったため、多分マジョリティに分類されていた幼稚園時代だった。
そしてマジョリティであることもマイノリティであることも意識せずに過ごす日々は高校生になるまで続く。