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自称進学校から東大へ。

地方の自称進学校に通い、塾や予備校に行かず、東大に現役合格しました。当時の合格体験記がwebで見れた方がよいと思って残してあります。

(高校名はx高校とします、x高校の在校生向けに書いたので、一般の方はこの投稿は無視してもらって結構です。)

 
キラキラ
 
 
東京大学理科二類         3年1組 ???
 
実は、ぼくはこの高校に入学した当初から、志望校を図々しくも東京大学にしていた。(ちなみに、最初は理一志望だった)ろくに勉強せず、半ばスライド式にx高校の理数科へ行くことが決まったとき、ぼくは先の見えない不安に埋もれていた。ぼくは自分の将来を考えないではいられなかった。春休みに当時のx高校の進学実績を見て、東大合格者が4人いることを知った。東京大学のホームページにアクセスして、「進振り」なる制度に目が留まった。「これだ。」と思った。高1のときに、東大オープンキャンパスに参加した。東大生の先輩方は、とても明るく輝いていて、僕は帰り際に、先輩たちに向かって、「絶対後輩になります」と宣言した。もしかしたらこのことが、その後のぼくの意志を揺るがないものにしたのかもしれない。
 
受験勉強を始めてから合格する日までに受けた模試の判定はずっとC以下でした。マーク模試も700点ちょっと、という第一段階選抜の突破すら危うい点でした。しかし、センター試験は780点台、(まぁこの年だと高くはないけど)二次試験も260点台で、余裕を持った点を取ることができました。それは、自分の可能性を信じて疑わなかったことによります。以下では、受験勉強全体について、僕ならではのアドバイスを記します。飛ばさずに読んでください。科目別の具体的勉強法は、他の人を参考にすると良いでしょう。
★受験勉強とは?ー受験が本格的に始まってから、何をすべきなのか悩んでいる人が多いと思ったので、僕が明確な定義を与えておきます。受験勉強とは、「受験で必要な知識を定着させること」です。これはしっかり理解して、心に留めて、要領よく勉強を進められるようになってください。
★演習についてー基礎をないがしろにして、問題を解いてばかり、の人が多いと思われます。演習は、学校の定期考査や校内模試、外部模試だけで十分すぎるほどやります。僕は、センター試験数日前までは基礎固めに集中していたので、ほとんど問題演習をしていません。直前期は別ですが。(なお、ここでいう問題演習とは、初見の問題を、時間を測って解く行為を指す。)
★才能についてー僕を初め、これを読んでいるほとんど(8割くらいかな?)の人は凡人で、8時間以上、1日に勉強することができません。そして、教員はこのことに気づいていません。(なぜなら、教員は基本的に残りの2割のタイプだから。)なので、学校に従って勉強することが、凡人にとってはまず不可能になってきます。ですが、ムダを省いて、知識の定着にこだわった勉強をすれば、十分、凡人でも戦うことができます。
★スケジューリングについてー直前期以外では、「1週間単位」で勉強の計画を立てると良いです(ダレにくい)。またこの際、土日のスケジュールを立てると、パンクしやすいので、特に凡人の自覚がある人は、やめておきましょう。土日は気晴らしに使っても良いくらいです。(全くやらないと鈍るので、少しは勉強もやってください。)
★「授業」を大切にー授業は、1日に7コマですから、だいたい6時間の勉強に相当します。この時間をムダにし、睡眠に充てるのはとても勿体無いことです。特に運動部の人は、逆に授業中以外は勉強しなくていいので、しっかり休んで、授業中は集中して、勉強しているという自覚を持って、主体的に学びましょう。授業の使い方でかなり差がつきます。(授業を聞けとは言ってない)
★模試(特にマーク)、復習についてー模試を受けたら、復習を、「翌日の夕方まで」には絶対に終わらせてください。これは僕と約束してください。模試を受ける最大の目的は、自分の定着していない知識を発見し、定着させることです。模試を受けて復習しないくらいなら、模試を受けずにカラオケに行った方が有意義です。(100点でかつ疑問点が残ってないなら復習は不要でしょうけど...)
僕は、A4用紙に色々足りてない知識を描き殴ったり、問題によっては問題ごと(英文法とか)切り貼りして、それをファイリングして、持ち歩いて定期的に見直していました。ポストイットが流行ってましたが、ポストイットでも別にいいと思います。まぁ好みの問題です。
学而時習之。不亦説乎。...というか、復習を行わない勉強は、受験勉強とは言いません。なぜなら、凡人は1回やっただけでは完璧にはならないからです。1冊の本を、30分〜1時間くらいで復習ができるようになるのが完成形ですが、こういう状態になるには、かなりの努力が必要です。例えば、僕は英語長文ハイパートレーニングレベル2は、20周以上音読しました。
★自分の弱点を受け止めるー自分の出来なかった所を素直に受け止め、分析し、次回以降間違えないようにすること。これが1番大事なことです。変にプライドの高い人は、これにとても苦労するでしょう。強い受験生は、模試で出来ない問題、知らなかった知識に出会った時に、「ラッキー」と思います。なぜなら、それを勉強すればもっと成績が伸びるからです。弱い受験生は、ミスを認めず、隠蔽し、誤魔化し、忘れ去ろうとします。変にプライドを持ってる証拠です。
★最後にー受験勉強は、僕の知る限り、知識を増やすことだけでなく、人間性を豊かにするという面でも、最高のbreakthroughです。この機会を利用しない手はない。ありえません。
・・・僕は、x高校に入学して、ずっと思っていることがあります(正確にはずっと思っていたのだと最近知った)。それは、勉強をする生徒の目があまり輝いていないことです。確かに行き先の見えないまま走り続けるのは怖いでしょう。しかし、その道のりは、きっと楽しいことに溢れています。「数学を学ぶ人は、すべて魅力的であってほしいと思います。どのような魅力でも構いません。素敵な人であって欲しいのです。もしかすると、「受験」という目標には、無関係なことかもしれませんが、とても大切なことだと思うのです。素敵であるということが。」僕の尊敬する先生の言葉です。これを読んだ時、高校生活の理想と現実のギャップに絶望し、荒れていた僕はハッとしました。僕の心が陰っている理由に気付きました。
同級生と切磋琢磨し、ときに悩み、ときに躓きながらも、新しいことを学んだとき、理解できなかったことが理解できるようになったとき、未知の概念、見方、考え方に触れたとき...存分に目を輝かせてください。そして、できれば1人でも多くの人に、東京大学(をはじめとする難関大学)を目指して欲しいと思います。なぜなら、その道中は、輝きに満ちているからです。こんな冴えない青年が、拙劣極まりない文章を一生懸命書いているのは、1人でも多くのx高校生に、目をキラキラさせて欲しいからです。どうか、素敵な人になってください。