相棒season10最終回を観て思ったこと | 今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました

相棒season10最終回を観て思ったこと

 昨日は『相棒 season10』の最終回を観ました。神戸尊君の卒業回であります。

 内容は人間のクローン問題に真正面から取り組み、最終的には流産で逃げるというなかなかトホホなものでしたが、それ以上にトホホだったのが神戸君の扱い方。確かに神戸君のキャラに沿っている内容ではあるんですけれども、自分が死に導いた城戸を「クローン人間にしてでも生き返らせたかった」というのは、さすがに神戸君おばか過ぎ。これまで張った伏線も、なんというか、かなり無理矢理なさよならエンディングへの構成ゆえ、凄く薄っぺらいものになってしまった感じでしょうか。

 最後の別れ方に関しても、前任者の亀山君と比べれば実にあっさり。まぁ、これは神戸君というキャラを考えるとアリかなとも思えますが、結果的に言えば、神戸君は亀山君のような本当の意味での相棒にはなってなかったんだな~と、そういうことなのかもしれないですね。神戸君が登場した頃のように、もう少し神戸君の心の機微を立てて、変化を強調しつつ、真の相棒と化す…というのを願っていた私としては、ちょい残念な終わり方かな。まぁ、亀山君みたいに警察を辞めてはいないんで、もしかしたら違った形で絡むのかもしれませんけれども(それはちょい期待)。

 で、今回の相棒は、神戸君卒業以外にとても大きなターニングポイントがありました。それは、右京さんがたぶんはじめて、自分の信念に背いたこと。要は真実を暴くことを止めたのですよ。神戸君のためにね。

 ただそこまでの流れが前述の通り、いささか雑なシナリオなもんですから、そこはなんかサラっとしちゃってました。つくづく脚本をもう少し煮詰めれば…と思って止みませんが、相棒って言うのは良い意味でも悪い意味でも視聴者の期待を裏切るドラマなので、しかたないか(笑)。

 そんなわけで、シーズン10もこうして終わったわけですけれども、個人的に一番面白かったのは『ピエロ』ですかね。ファンの間では「相棒のSPに当たりナシ」なんて言われてますが、私はそんなこともなくて、長山藍子さんが出た数年前のお正月SP「寝台特急カシオペア殺人事件!上野~札幌1200kmを走る豪華密室!犯人はこの中にいる!!」も大好きな回。で、このピエロもまた、このシーズンでは屈指の面白さだったと思いました。

 さてさて、次回(半年後)は新相棒が登場する新シーズンです。週刊誌やネットではいろんな意見が出てますが、誰になるにしろ、相棒にハマる役者さんをセレクトしていただきたいものです。その点、ミッチーは本当に良かったと思うんですけれどもね。もう少し引っ張っていただきたかった。おしまい。