しかし、最近は海外のみならず国内CB個体も少しずつ出回るようになってきて比較的丈夫で飼いやすい種類になってきました。性質もCB個体は環境に慣れやすいです。
もともと餌食いは良い種類なので、コンディションに難がなければ飼育自体は非常に容易かと思われます。ここは人それぞれの感じ方があるので何とも言えませんが、少なくとも私は飼いやすいと感じています。
今回はそんなホウシャナメラの繁殖に挑戦した私の2年間の経験談を書かせていただきます。
イヤリングサイズのCB個体をイベントにてpairお迎えし、大体2年かからずにサイズが130cmになり、一回目の繁殖を試みました。この時は特大プラケにて単独飼育をしていたのですが、いかんせん運動量が多い上に爆食い、爆糞の代謝の良い種類だったのでメンテは最低週2回はは必須でした。ただ、餌はマウス、雛うずらと良く食べてくれたこなので、拒食は一切なく育てやすかったです。
生息地が南アジア〜インドシナということで、冬眠はさせることなく全体保温されている部屋でヒーター類は一切使わずに冬場も飼育しました。恐らく最低温度は18度程度。ちなみに、生息地の1つであるベトナムでは1月の最低気温が13度程度まで下がることもあるようなので、冬眠しなくてもその気温までは問題ないのかな?と推測しました。
その後、5月に60×30×35のケージにて同居させ2週間様子を見ました。この時は盛る様子が見られなかったため、ダメか!?と思いそこで一旦ペアリングを解除して、単独飼育に戻しました。そして、また1ヶ月後ペアリングを試みる予定だったのですが、ここでまさかの事態が・・・
いきなり♀が卵を産んだのです。産卵床も何も準備していなかったため、見事水入れに産卵されて4つの卵は残念な結果に。
しかし、ホウシャナメラは特性として産卵を2~3回に分けて行うことのある種だと言うことを知っていたので、念の為すぐに産卵床を用意して2クラッチ目にかけてみました。すると、1クラッチ目から丁度1週間後3つの卵が産卵床に・・・しかも3つとも有精卵。
すぐに回収して、コーンスネークと全く同じ方法で冷温庫に保管(水苔&バーミキュライト、高湿度キープ)。このまま上手くいってくれればと思いました。
が、そんなに甘くはありませんでした。近年の異常な気候により気温のアップダウンが激しく、もはや冷温庫では卵の温度管理が充分できなかったのです。庫内が34度まで上昇することがあったかと思えば、26度まで下がることもありました。
そこで40日すぎあたりから3つのうち2つは明らかに色が黄色くなり発生が止まってしまいました。残り1個に願いを託して待つこと約60日。見事にベビーが自力で殻を破って出てきてくれました。
正に奇跡!!心の底から嬉しかったですね!!
でも、ここからさらに試練が・・・
とても元気ではあるが尾が曲がっていたのです。この時は深く気にせず、通常飼育を継続しました。ファーストシェッド後にピンクマウスのSを置きエサにて食べてすんなり餌付け完了。それから3日後でした。いきなり動かなくなり、落ちてしまったのです。
まさかの展開に、気持ちは天国から地獄といった感じでした。理由はよくわかりませんでしたが、尾曲の奇形があったことから、もしかしたら卵の時の温度変化の激しさで内蔵機能がきちんと育っていなかったのかもしれません。
水苔を床材に湿度80%、温度28度の飼育環境でした。
う〜ん、データが少なくよくわからない状況で繁殖結果は0匹。厳しい結果になりました。しかし、産卵〜ハッチまでは少なくともいったので、翌年のリベンジを誓いました。
続く
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