教室に着いたら
友達も同じ時間に来ていた。
「おはよう!」
『おはよー!
まだまだ暑いね』
「ほんと、暑すぎ」
あれからずっと
連絡取ってることは
まだ友達に伝えてなくて
『ねぇ、あの日から
何か進展あった?』
「進展って…
進展も何も別に…」
テミンとどうかなるとか
そんなんじゃないけど
「ただ連絡だけ続いてる」
『夏休み中?』
「うん」
『ずっと?』
「うん」
『やっぱり好きだね』
「もう、そればっかり(笑)
ただ仲が良いだけだよ」
『実際どう思ってるの?』
「え?」
自分がどう思ってるかなんて
そんなの考えるまでもない。
「…友達だよ」
『そうじゃなくて、
彼氏とか置いといて
どう思ってるの?って。
今は彼氏が居るから
そう思うのも仕方ないけどさ
もし付き合って無かったら
どう思ってる?』
付き合って無かったら?
どうなんだろう。
そんな風に
考えた事ないから…
「分からない。
ただ今の自分は
彼氏だけを見てるから」
『じゃあさ、これから
彼氏の事考えずに
テミン君と向き合ってみてよ』
どうしてそんなに
テミン君のこと
言ってくるんだろう?
「彼氏の事考えずに…?」
『うん。
そしたら今の彼氏への想いが
本物かどうかも
テミン君のこと本当は
どう思ってるのかも
分かるんじゃない?』
そんな事する必要って
あるのかな。
私には彼氏が居て
彼氏との関係が
このまま続いたらって
ただそう思ってるだけじゃ
だめなのかな。
想いが本物かどうか?
本物の想いって…何?
「そんなに今の私って
中途半端かな?」
『そうじゃないけど…
今の彼氏と付き合い始めた頃より
気持ちが薄くなってるように感じる。
全然彼氏の話もしないし』
「そう…かな」
『それに、テミン君と居るとき
すごく嬉しそうだよ。
あんな顔見たことない』
どんな顔してたんだろう、私。
確かに彼と付き合い始めた頃よりは
ドキドキとかときめきは
減ったかも知れない。
でもそれは好きという気持ちが
無くなった訳ではなくて
ただ一緒に居たら安心して
落ち着いて愛おしいと思う。
そういう気持ちだって
付き合ってる理由に
当てはまるんじゃないの?
『ま、深く考え過ぎずに
もしテミン君が
自分のこと好きだったら
どうするのかなー?って
軽く考えてみなよっ』
「う、うん…」
友達から見たら
私と彼氏の関係は
中途半端に見えたのかも。
彼氏もそう感じてるのかな。
だとしたらちゃんと
自分の気持ちと向き合わないと。
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