〜SHINee's story〜 -16ページ目

〜SHINee's story〜

Taemin's story&Onew's story連載中

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「口に合うか分からないけど…」


料理をテーブルに運んだ途端、


『チキン!』


目を光らせて
笑顔で私の方を見た。


「うん、唐揚げ。

それは昼間にお母さんが来て
作ってくれた分の残りなの(笑)」


『鶏肉大好きなんだ⌒▽⌒』


なるほど、

だからそんなに
反応したのね。


「そうなの?

それなら良かった」


口に合うものが
1つでもあって。


『これは?』


「肉じゃが。

和食の1つだよ」


食べたことないのかな?


『心ちゃんが作ったの?』


「うん、唐揚げ以外は
私が作った。

多いと思うから残していいよ」


『どれも美味しそう』


あなたはまた
満面の笑みを浮かべる。



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この笑顔が
反則なんだよなぁ…


『いただきまーす⌒▽⌒』


料理に自信が
無いわけじゃ無いけど

…ドキドキ。


『ん~ 맛있어!

本当に美味しい!』


「良かった」


緊張していた心が
安堵に包まれる。

あなたの口から思わず出た韓国語が
本当の言葉なのかなって。









隣で座って見ていたら
どんどん料理が
口の中に吸い込まれていく。

いっぱい頬っぺたに詰め込んで
時々こっちを見て
ニコッと笑ったりなんかして。

可愛いなあ…



そんな風に
あなたを眺めてたら


『ごちそうさまでした』


お皿の中身が全部
無くなっていた。


「凄い、良く食べれたね」


『美味しかったから
ペロリだったよ』


「ふふ^^」


そう言ってもらえたら
お世辞でも嬉しい。




「片付けちゃうね」


『手伝うよ』


狭いキッチンに
二人で並んだら
腕同士がぶつかったり

食器を渡す手が
触れ合ったり。

その度に意識して
ドキドキしてる。

おっぱと結婚したら
こんな毎日なのかな。



…って、結婚なんて
まだ付き合っても無いのに。











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