公演が終われば
メンバーと一緒に
一旦ホテルまで行く。
『ねぇヒョンδvδ』
「ん?」
『今日会いに行くの?』
メンバーはもう
気付いてるって事か。
「うん、まあ」
『どこで会うの?』
「…相手の家」
『えっ こんな遅くに?』
「それが自分の中で問題」
『ふーん…
大切な人なんだねδvδ』
「ふふ⌒▽⌒
そう思う?」
『オニュヒョンが
今までに無いくらい
携帯を気にしてるのも
たまに嬉しそうに
にやにやしてるのも
日本に来る度に
マネヒョンに予定を
確認してるのも
全部見てるもーんδvδ』
やっぱり鋭いな。
全部分かってたのか。
「応援してくれる⌒▽⌒?」
『僕はいつもヒョンの味方だよδvδ』
テミンは末っ子だけど
こういうの1番話しやすいからな。
『朝帰りになっても
ちゃんとフォローしとくからδvδ♪』
それはさすがに不安だけどㅋㅋ
「お願い⌒▽⌒」
一応そうなった時の
ために…なんてな。
ホテルに着いて
タクシーに乗ってから
君に電話をかける。
もうこの時点で
23時になる頃だった。
『もしもし?』
「仕事終わって
今向かってる」
『分かった~
ご飯は食べた?』
「食べてない…けど」
『じゃあ用意しとくね』
一瞬 迷惑かなと思ったけど
それ以外に何をして良いのか
分からないから
「本当に?ありがとう」
ご飯だけ食べてまたタクシーで
ホテルに戻ろう、と
そう決めた。
マンションの前に着いて
再び電話をかける。
『ごめん今ちょっと
手が離せないから、
205号室まで
あがってきてくれる?』
言われた通りに
その扉の前に向かった。
いつも会う時とは
違った緊張感が僕を襲う。
ちゃんとシャワー浴びて来たから
大丈夫だよな…
って、何心配してんだ。
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