Taemin's story(テミンver.)1ー18 | 〜SHINee's story〜

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当日、駅に着くと
カイが先に待っていた。


「カイ、早いね」

『ちょっと買い物してたから。

あれから先輩と
ずっと連絡とってんの?』

「うん、一応」

『順調そうじゃん。

良かった良かった』

順調…なのかな?

『おっ!来た来た』


そっちを向くと
浴衣姿の人が2人歩いてくる。

ドキン…ドキン…

君の姿を見つけた瞬間
僕の胸が鳴り始めた。

君は紺色で淡いピンク色の花が
綺麗に咲いた浴衣を着ている。

美しいとか可愛いとか
そんな言葉じゃ表せない程
すごく、似合っていた。

カイと一緒に近寄ったけど
君は目を合わせてくれなくて


「ヌナ」


名前を呼んだら
やっと僕の顔を見た。

ドキン…


「すごく綺麗…」


こっちを向かせたのは
僕の方なのに
その美しさに
目を逸らしたくなる。


『…ありがとう』


少し恥ずかしそうに
下を向きながら言った君が
余計に可愛くて

彼氏だったらこのまま
君を抱き締めたのに。


『行こうか』


カイの言葉を合図に
僕らは神社へ向かった。






神社はたくさんの人で
賑わっていた。



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『花火があがる頃になったら
もっと混んでくるから
今のうちに屋台食べ歩こうぜ』


カイは慣れたように
人混みの間を練り歩く。

たこ焼きとか
りんご飴とか
かき氷とか

僕らは食べたいものを
いくつか食べて歩いた。

浴衣姿の君が
可愛くて仕方ないのに
なんか照れ臭くて
あまりヌナの方を見れない。

そんな僕を見兼ねてか
カイがヌナの友達と二人で
僕らの前を歩き始めた。


『テミン君』


あ、ヌナまた


「テミンって呼びづらい?」

『あ、ごめんまた私…』

「ううん、
呼びづらかったら
全然テミン君でいいけど」


けど、少し残念だな。


『違うの。

テミン君っていうのに
呼び慣れちゃって…

テミンって呼ぶようにする!』

「うん」




『…テミン』



ああもう。

どうしてヌナは
そんなに可愛いの?



「…なに?」


『今日、誕生日だよね?』

「なんで知ってるの?」

『アドレスに0718って入ってた』


そうか。

最初に登録したときに
誕生日入れてそのままだったんだ。


「うん、今日誕生日」


僕が答えたらヌナは


『おめでとう』


笑顔でそう言った。

それだけのことなのに
僕は幸せ者だと思った。

誕生日をまともに
祝ってもらったのなんか
いつだったか思い出せない。


『それでね…』


おもむろにカバンの中を
ゴソゴソし始める。


『これ、良かったら』


ヌナの手の中には
包装された小さな袋。


「えっ…?

これ、僕に?」

『うん』


君は笑顔で頷く。

誕生日かもしれないからって、
わざわざ僕に
買ってきてくれたの?

こんなに嬉しいことって
あるのかな…


「開けていい?」

『うん、いいよ』


中を開けたら
星型のピアスが入っていた。


「ピアスだ!」

『あまり良いものじゃないけど、
テミンく…テミンに
似合うと思って』


嬉しい。

本気で嬉しい。

だってヌナが僕のために
買ってくれたものでしょう?

"これ似合うかな"って
僕のこと考えながら
選んでくれたものでしょう?


「ヌナが選んでくれたものなら
何でも嬉しいよ、ありがとう。

大切にする」


君は嬉しそうに笑った。

どうしよう、
僕は本当に幸せ者だ。
















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