Taemin's story(テミンver.)1ー16 | 〜SHINee's story〜

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『辛い世界に足を
踏み入れちゃったな』


慰めるようにカイが言う。


『感情のまま突っ走り過ぎるのも
あんまり良くないかもな。
相手も自分も傷つくことになるから。

まあ、それがお前の
良い所でもあるんだけど』


感情のまま動いちゃだめなの?

好きだから話したい。
好きだから近付きたい。

そんなことさえ許されないの?

僕には分からないよ。


『それでも好きになっちまったもんは
しょうがないよなぁ。

どうしても手に入れたいなら
頑張るしかないけどさ、
辛い事がたくさん
待ち受けてると思うよ』


僕は少し恋愛を
見くびっていたのかもしれない。

想いを注げばヌナがいつか
振り向いてくれるんじゃないかって。

例え他の誰かのモノでも。

でも違うみたい。

そんな簡単じゃないみたい。

なんで君を好きに
なってしまったんだろう…

でも今さら
引き返すことなんてできなくて

僕の胸の苦しさや痛みが
余計に僕の中にヌナを強く刻む。



出逢った瞬間から僕の心はもう
ヌナのものなんだ。

















文化祭が終わると
期末テストが待っていた。

2週間程前から
みんなが勉強モードに切り替わり
図書館の人が多くなったり
部活の子達が早く帰ったりする。

あれからヌナに会えたのは1回だけで
食堂で少し話しただけ。

このままだと
ヌナに連絡先も聞けずに
夏休みになっちゃう…

それに18日は僕の


『テミナ』

「ん?」


カイが前の子の椅子に
僕の方に向かって座る。


『あの後先輩とはどう?』

「進展なしかな」

『連絡先聞けた?』

「まだ聞けてない」

『夏休み入っちゃうじゃん』

「うん」

『んー…じゃあさ、

夏祭り誘うのはどう?』

「えっ!?」

『先輩と友達と俺ら二人で』

「無理だよ。
彼氏いるのに来ないでしょ」

『誘ってみなきゃ
分からないじゃん』

「てかお前も彼女は?」

『俺の彼女はお前の為になら
いいよって言ってくれるよ』

「そんなもんなの?

でもヌナはどうか
分からないよ。

俺が彼氏なら嫌だけどな…」

『それはお前が
先輩の事好きだからって
分かってるからだろ?

彼氏さんはそんなこと
知らないじゃん。

ただの友達って言ったら
許してくれるかもよ』

「そうかなあ…」

『てか、相手の心配するより
お前は自分の気持ちだけ
考えたらいいんだよ』


そりゃあヌナと一緒に
夏祭り行けたら
死ぬ程嬉しいけど…

そんな上手くいくものなのかな?


『先輩いつもは友達と帰ってんの?』

「だと思うけど」

『じゃあ今日待ち伏せしよう』

「えっ、本気?」

『当たり前だろ』


今日っていきなりすぎて
心の準備が…


『18日から近くの神社で
夏祭りあるからそれ誘おう。

花火も上がるみたいだし』

「18日?」

『何か予定あった?』

「いや…俺の誕生日」

『おっ、ちょうどいいじゃん!』


そう
18日は僕の誕生日だ。








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