Taemin's story1ー6 | 〜SHINee's story〜

〜SHINee's story〜

Taemin's story&Onew's story連載中

Twitter▷▷「_DazzlingBoy」
(単発.短編.長編モノ置き場)

Privatter▷▷http://privatter.net/u/_DazzlingBoy
(短編モノ置き場)





土日があっという間に過ぎて
また一週間が始まる。


少し憂鬱な月曜日も
彼と一緒に帰る約束があるから
楽しみだった。


それに今日から
文化祭の準備が始まる。


私たちのクラスは
綿菓子の出店をすることになった。


お店の看板とか機材集めとか
クラスのTシャツ作りとか

作るものはいっぱいあったけど
みんなでワイワイ騒ぎながら
同じモノを作り出すのは
青春っぽくて楽しい。





『そろそろ時間じゃない?』


「あ!ほんとだ!」


彼と待ち合わせる時間になり
ごめんね、と先に抜けた。





中庭に着くと他のクラスの人たちも
踊りの練習をしている。


ベンチに腰掛けて
彼を待った。



そういえば
ちょうど1週間前の今日、
テミン君とぶつかったんだよなあ。


もしあの時ぶつかってなかったら
あんな男の子と話すことなんて
なかっただろうなあ。


学校中の噂になっている人と
普通に話したという事が
今でも信じられない…





少し遅れている彼を待っている間
そんなことを考えていた。











文化祭の準備が始まってから一週間、
ほぼ毎日のように残って準備をした。


夕焼けに照らされながら
みんなと過ごすその時間が
本当に楽しくて
あっという間に1日1日が過ぎた。





『今日も彼と約束?』


「うん、ごめんねいつも」


『全然いいよー!

みんなバイトとかで
抜けてるし!』


「ありがとう」





いつものように彼との
待ち合わせ場所へ向かう。


月曜日のこの時間になると
ぶつかった時のことを思い出す。


テミン君とは食堂で一緒になってから
一度も見かけなかった。


話したことなんてもう
幻だったんじゃないかと思うくらい
姿を見なかった。


このまま会わずに
何日も経ったら
お互いすれ違っても
挨拶も交わさない、
そんな関係になりそう…


それってなんか寂しいな…


そんな事を思いながら
小さなため息をついた。


すると、横から近付いてくる足音。


その音は私の横で止まり
人の影が私の膝にかかった。


『こんにちは』


彼の声じゃない。


誰?


すぐにそっちを振り向くと
テミン君が立っていた。


その髪は走ってきたかのように
少し乱れている。


「テミン君…!」


どうして…


たった今あなたのことを…


『たまたま姿が見えたんで
話しかけてみました』


そう言いながら微笑んで
私の隣に座った。


ドキンドキン…


突然の出来事で
どうしたらいいのか分からないまま
鼓動だけが早くなる。


『何してるんですか?』


「今から帰るところで、
待ち合わせしてるの」


喋り方、変じゃないかな?
大丈夫かな?


『もしかして…

彼氏さんとですか?』


そんなこと不意に
聞かれると思わなくて
少し戸惑う自分がいた。


「うん」


少しためらってから答えたけど
肯定してみるとやっぱり
恥ずかしくなって
言わなきゃ良かったかな…なんて。


「そうなんですね…」


ほら、テミン君も
反応に困ってるしㅜㅜ


テミン君の方を見ると
少し哀しそうな顔をして
下を向いている。


何かあったのかな?


そう思わせるような切ない表情。


どうしてそんな
哀しい顔してるの…?