エアズーム
『褒めて伸びるタイプと褒めても伸びないタイプ、世の中に多いのはどちら?』
一番多いのは『褒めて媚びるタイプ』じゃないでしょうか。
どうもビコーズのヨネサンです。
今日、電車の中で3人組のおばちゃんがワチャワチャ話してました。
A 『あなたの着こなしはシュッとしてて素敵よね』
B 『ほら私ってあんまり女性っぽいものとか似合わないからどうしても男っぽくなっちゃうのよね』
A 『いや、でも素敵よ。シュッとしててカッコいい。ねえCさん』
C 『ホント、Bさんの着こなし私も見習いたいわ』
ちなみにCの人は綺麗なキャリアウーマンっていう感じの人でしたが。
AとBはブチョブチョのただのおばはんでした。
続きをどうぞ。
C 『ホント、Bさんの着こなし私も見習いたいわ』
D 『あ、もしかして眠いかも』
B 『思い切ってマネしちゃいなさいよ』
C 『そうね。それもいいかもしれない』
A 『いいわよ盗んじゃって』
ト書き : 一同、声に出して笑いあう。目は笑っていない。
D 『うん。間違いない。やっぱり眠い』
って感じでした。
あ、ちなみにDはボクの心の声です。
より分かりやすく描写をするために敢えていれてみました。
いらなかったですね。
というかむしろ読みにくくなってしまいましたね。
いいです。
俺はいるぞ!っていう魂の叫びですから。
このままにしておきまして。
何かね、褒めてるんですけど褒めてなかったんです。
だってウソっぽいもん。
ブチュブチョのおばさんがブチョブチョのおばさんを
シュっとしてるって褒めてるとこがまずダウトじゃないですか。
あきらかにこのブチョブチョの二人はお互いが自分の方が上だって思ってる感じでね。
でもって、いいわねって褒めといて
Cさんに振るんですよ。
そもそもAさんは褒める気あんまりないんじゃないかって感じでね。
で、振られたCさんは明らかに女としては一番上って感じなんですけど。
何だかウダウダ空気を読みながら褒めててね。
それみてたらDさん眠くなっちゃったわけですよ。
Dさんってボクなんですけどね。
で、三人笑う笑う。オホホホって笑う笑う。
目が笑わないことこの上なしですよ。
そしてたらEさんが『ドア閉まります』ってなるわけですよ。
Eさんって車掌さんなんですけどね。
まぁ、いらないんですけど。
いいんですよ。
だって電車ですから。
車掌さんくらいいますよってことですよ。
指差し確認してますよってことですよ。
褒めて伸びるタイプってのは
褒められたことをエネルギーに換えられるタイプの人間で
自分が次も成功するビジョンを強く抱けるタイプなわけです。
一方、
褒めても伸びないタイプってのは
褒められたことをプレッシャーに感じるタイプの人間で
自分が次は失敗するんじゃないかっていうビジョンを抱くタイプなわけです。
褒めて媚びるタイプってのは
相手をある種の敵かもしれないと認識して警戒しながらも
自分は味方なんだよって言う意思表示をしたいタイプの人間なわけですか?
知りません。
そんな小難しいことはいいんです。
要は
おばちゃん同士の褒め合いがおそろしかったってことだけが伝わればそれでいいです。
でも人間は褒め言葉には弱いですからね。
ボクも『やさしいね』って女性に言われただけで
すぐ惚れてしまいます。
というか、『あ~、この子、オレの事好きなんだな』って勘違いしちゃいます。
あれ、全然関係ない話になった。
つまり男の子は女の子に二の腕を触られながら会話されるとすぐに恋に落ちますよって言う
恋愛テクニックの話でした。
おしまい。
スーパースター2ブラック
『カッコいい男っていくつ?』
男が一番カッコよくなる年齢について考えてみる。
みなぎる筋肉とあふれる自信と思春期の葛藤を抱える高校時代。
男が一番カッコよく見えるのは高校生の時なのではないか。
高校を卒業すると途端に酒とタバコと女とバクチを覚え始める男。
ダメ。全然ダメ。カッコ悪い。
なので高校時代がやっぱり一番カッコいい。
これで決まり。
でも待てよ。そもそもカッコいいって何?
カッコいい。余裕がある男。それがカッコいい。
高校生に余裕があるか。
って言えばない。
自分の性欲、食欲、睡眠欲に正直すぎる年齢。
高校生なんて自分の欲望をコントロールできなくて妄想特急ですからね。
その点、男は30過ぎてくると欲望も一段落してきて
女性に対してすごく余裕を持って接することが出来る。
ってことは男が最もカッコいいのは30からってことになる。
でも待てよ。
30過ぎたあたりから、禿げてきたりする。
お腹もブチョブチョになったりする。
その過程に置いて男は最も抗う。
アデランスやリーブ21のシーエムに以上な反応を示すのもこの頃からだ。
自分は禿げていない。季節の変わり目で髪が生え変わってるだけだから。
聞かれてもないのに自ら髪の話題を始める。
中年太りじゃない。少し運動すればすぐに体重なんて戻るから。
とか言いながら今日も居酒屋で生を頼む。
ベルトの穴はゆっくりと移動していく。
禿げという言葉に過敏になる。
『ハーゲンダッツ』や『ハルマゲドン』という言葉に切れたりするのもこの頃だ。
やはり30過ぎの男はカッコ悪い。
いっそ禿げ切って太りきった50過ぎくらいの方がカッコいいと思う。
お金も持っている。仕事も自分のペースで出来る。子供も大きくなっている。
何をするにも落ち着いて出来るのが50過ぎ。
つまりカッコいいってことになる。
男が一番カッコよく見えるのは50過ぎてから。
だと思う。
ただ問題は体がもう言うことをきかなくなってくる。
病気は友達。
何だか変な匂いのする薬は常に飲んでなくちゃいけない。
仁丹の匂いがする。
加齢臭も完成形になる。
ガン、成人病、脳卒中、そんな病の心配を常にしながら
熟年離婚の脅威にも怯えなくてはいけない。
せっかく働いた退職金をばっくり半分妻に持っていかれる。
それでなくてももうすぐ厚生年金と国民年金の一元化とか騒がれてるし。
65歳になって年金もらえるかどうかも怪しいし。
子供たちに老後の面倒見てもらえるかも怪しいし。
ビクビクしながら生きなくてはいけない。
ビクビクはカッコ悪い。
ビコビコの方がまだマシだ。
分からんけど。
つまりは。
つまりはどういうことだ。
おい。それはつまり。
男はいくつになってもカッコ悪いってことになる。
男はいくつになってもカッコ悪い。
ってかそもそもカッコ悪いって何だ。
『オラが地球を救ってやるよ』って、どこかのサイヤ人が言うのならそれはカッコいい。
でも、親戚のオジちゃんが正月にそんなこと言ってたらカッコ悪い。
というか気持ち悪い。
というかそんなに生きることがつらいのかと話を聞いてあげたくなる。
『海賊王に俺はなる』って、どこかで悪魔の実を食べた奴が言うのならそれはカッコいい。
でも、友達がそんなこと言ってたらカッコ悪い。
というか悲しい。
というか就職活動を手伝ってやるからそんなこと言うなって言いたくなる。
つまりカッコ悪いとカッコいいってのは紙一重だったりする。
し、カッコ悪いことを言ったり、やったりしても
どうやったらそれを許してもらえるか愛してもらえるかってことだと思う。
禿げるなってことじゃない。
禿げてることをいかに愛してもらえるか。
愛してもらった禿げはカッコいい。
つまり許してもらった男がカッコいいということになる。
男はいくつになってもカッコ悪い。
そのカッコ悪さを許してもらって愛してもらえるなら
いくつになってもカッコいいということになる。
そういうことでいいってことになる。
多少の失恋なんかで負けるなってことになる。
頑張れってみんなが言っている。
それでも地球は回っているってことになる。
よし。明日も頑張れる。
最近「目的を決めようよ」っていう言葉を使うことが目的になっている
仕事やプライベートも含めて最近よく分からない会議が多い。
何が分からないって『何を話しあわれてるのか』が分からない。
それはボクの脳みそのせいだけってわけではなくて
よく分からないカタカナ英語が多用されてたりするからっていうのが一番大きな要因だったりする。
『アジェンダにそぐわないストラテジーかも知れないけれどそういうビジョナリゼーションに必要なストラクチャーは確かにコンセンサスをとった方がいいよね』
みたいな感じでね。
もう、何を話し合われてるのか分かんない。
まず頭ん中で変換作業が始まるわけです。
アジェンダが『議題』で、ストラテジーが『戦略』で、、、ってことは
つまり要約すると『いいじゃん』ってことでしょ。
みたいな感じで理解したころには次のアジェンダに行ってたりするわけです。
あ、アジェンダって議題ですね。
何だか会議って
カタカナ英語を使ってる人の方が会議のイニシアチブを握ってる感じがするんですよね。
あ、イニシアチブは主導権。
あ~~、毒されてる。
カタカナ英語使えないと会議のスピードについていけないんですよね。
スピードは速度。
使える人はどんどん先に行っちゃうし、
そういう人がカタカナ英語をバンバン多用して周りの理解速度を遅くして邪魔してる。
マラソンのレース中にトップを走ってる人が周りの人にマキビシを投げてる感じです。
マラソンって走る大会のことで。
レースって競技会のことで。
あと、マキビシって、、、、マキビシって日本語にすると何だっけ?
みたいな感じです。
もうね、会議で疲れて脳みそボ~~ンって感じでして
そのせいでちっともブログ書いてて気の利いたことが思い浮かびません。
ブログって頭の中で未整理のまま書き始めるとホントになんだかな~って感じになりますよね。
何を書かなきゃいけなかったんだっけ?
みたいな感じでね。
何をしなくちゃいけないかって言うプライオリティーを大事にしなきゃいけないわけです。
あ、プライオリティーって優先順位ってことですね。
最近、そういうカタカナ英語を覚えるために敢えて使うようにしてます。
プライオリティーって言葉を使うことが一番プライオリティーが高くなってるわけです。
もうね~、日本って不思議。
ジャパンってワンダフルですよねってことです。
あ~、これじゃあ、長嶋監督じゃん。
でも確かにカタカナ英語の名手になろうってことはそういうことですもんね。
何だか『一億総ミスタージャイアンツ化計画』進行中って感じが嫌ですね。
ミスタージャイアンツってのは男の巨人ってことです。
くどいね。
そもそも恋ってのがなんだかってのも思い出せなくなっている。
それでも恋がしたいよね~ってのが口癖です。
でも恋とかどうでもいいと思ってしまいます。
靴屋のブログです。
でも恋について書きたいので書かせてもらってたりします。
書きたいことを書く。
それで今年も行こうと思います。
報われない恋。
気が強くてあねご肌、
頼りがいもあるので友人の恋の相談なんかにいつも乗っている32歳の女性。
でも自分の恋はなかなか摑み取れない。
そんな女友達の話。
そんなお姉さんが久しぶりに恋をしたわけです。
細身で少し「なよなよ」っとしたやさしい感じのちょっと頼りない男の子。
その男の子は困ったことがあれば何でもお姉さんに打ち明けて相談に乗ってもらってたんですと。
姉さんもその男の子が何でも自分を頼ってくれるのが嬉しくて仕方ない。
やがて姉さんのそれは恋心へと発展して行きました。
平成の流行りの恋の形ですね。
強い女と弱い男。
男がどんどんM化して弱くなって行くから
女はS化してどんどん強くなって行くしかない。
でもそういう一見強そうな女性に限ってけっこうオトメだったりするわけなんですが。
あるとき、その姉さんと男の子も含めた10人くらいの飲み会で友人宅で飲んでいまして。
一人、また一人と酔って脱落して行き、姉さんとその男の子以外はみんな雑魚寝をしてしまいました。
じゃあ、私たちも横になろうかと、
姉さんとその男の子も同じ布団に入りましたとさ。
姉さん心臓バックバク。
でもアネゴ肌って言うのはそういうのを見せちゃダメなんですと。
その瞬間もいわゆる女の武器使って
「なんだか酔っちゃったかもしんまい」っつって
男に体くっつけたらそれで終わりなんですが
不器用な姉さんにはそれが出来ない。
男の子も自分から攻めて来るタイプではないので
悲しいかな同じ布団に入って
いつものごとく他愛もない話をしていました。
と、そこで男の子が突然
『実は、ボク、告白したいことがあるんだけど聞いてもらっていい?』
姉さん、ついに来たと思ったわけです。
やっぱり最後のその一言は男から言って欲しいと思うのが女心。
平静を装いながら
ついに訪れる春に期待をしつつ。
目を輝かせる姉さん。
寝息と息遣いが聞こえるだけの暗闇の中。
心臓をドキドキさせながらその男の子の次の一言を待っていたわけです。
そしてその男の子が
『誰にも言わないで欲しいんだけど、実はオレ、ゲイなんだよね。どう思う?』って。
姉さん、恋する乙女から、いつものアネゴ肌にスイッチを切り替えて
『全然、いいと思うよ。私はそういうの気にしないから、周りのみんなも分かってくれると思うよ・・・』
って相談に乗ってあげる姉さん。
正月にドライブしながら
少し笑ってその話をボクにしてくれる姉さん。
「私の恋ってどこに落ちてるんだと思う?」
ってボクには相談して来る姉さん。
実は姉さんの恋はここに落ちてたりするわけです。
姉さんの恋の相手ってボクじゃダメですか?
そんなことを心の中で思いながらの真夜中ドライブ。
恋ってなんだかいっつも一方通行ですね。