ジャズギター大好き! -7ページ目

Captain Fingers(1977)★★★

Lee Ritenour
Captain Fingers
77年発売。このアルバムで当時のギターキッズに絶大なる人気に。テクニカルフュージヨン?というか、カシオペアやこれなど、16のキメや多用されるユニゾンを「かっこいいなぁ」とワクワクしながら聴いたものです。今聴くと少し気恥ずかしいですねw でもこれも確かに一つの時代を作った音。代表作の一つでもあるし、若い世代にもぜひ聴いてもらいたいアルバムです。複雑なキメの01、キャッチーなメロの03、S.ワンダーのカバー05、気持ちよいカッティングの06、ガッドギターが美しい07などが聞き所でしょうか。
■Harvey Mason, Sr. (ds) Charles Meeks(b) Jeff Porcaro(ds) Ray Parker, Jr. (gt) Mike Porcaro(b) Lee Ritenour(gt) Ian Underwood(syn) Ernie Watts(sax) Dennis Dudimir(gt) David Foster(key) Bill Champlin(vo) Alejandro "Alex" Acuña(per) Dennis Budimir(gt) Dave Grusin(arr/key) Dave Green(syn) Bill Dickinson(b) Steve Forman(per) Dawilli Gonga(key) Jay Graydon(gt) Mitch Holder(gt) Anthony Jackson(b) Alphonso Johnson(b) Patrice Rushen(key) Victor Feldman(per) Dave Valentin(fl)
■1 Captain Fingers 2 Dolphin Dreams 3 Fly by Night 4 Margarita 5 Isn't She Lovely 6 Space Glide 7 Sun Song

Live!(1976) ★★★★

Jim Hall
Live (Dig)
76年のトリオライヴ盤。ライヴならではのめずらしく熱いジムホールが聞けます。それとサポートするリズム隊が素晴らしいですね。手数は多いが音量は控えめ、ジムのギターを良くサポートしている気がします。Terry Clarkeという人はこの後もジムの何枚かのアルバムに参加しています。相性が良いのでしょう。あまり紹介されないアルバムですが、UMA的にはオススメの一枚です。
■Terry Clarke(ds) Jim Hall(gt) Don Thompson(b)
■1 Angel Eyes 2 'Round Midnight 3 Scrapple from the Apple 4 Way You Look Tonight 5 I Hear a Rhapsody

Alone Together(2001) ★★★

Enrico Pieranunzi Quartet
Alone Together
イタリアのピアニスト、エンリコピエラヌンツィのスタンダード集に参加の2001年作。ヨーロッパ的な洗練された雰囲気の中カテリーンもいい仕事をしてい ます。やはりヨーロッパ人と日本人は趣向が似ているのでしょうか?特に日本で人気曲と思われるマイナーチューンがいっぱい。軽快な01、06、珍しく攻撃 的なアレンジの11、ボサで演奏される02、10など選曲も少し意外なアレンジも楽しめる好盤です。
■Eric Vloeimans(tp) Enrico Pieranunzi(pf) Hein Van De Geyn(bs) Joe La Barbera(ds) Philip Catherine(gt)
■1 Speak Low 2 My Foolish Heart 3 What Is This Thing Called Love? 4 Sweet and Lovely 5 You've Changed 6 Just One of Those Things 7 Alone Toghether 8 Tenderly 9 How Deep Is the Ocean? 10 You Don't Know What Love Is 11 I Didn't Know What Time It Was 12 Moonglow

Passages(1994) ★

Frank Gambale
Passages
チックのバンドを独立してからのアルバム。曲調がシンプルな曲調になって、いかにもフュージョンといった感じです。ただメロディをギターで弾いただけの04のCreamのカバーは正直少し酷い。11などはなかなか硬派な感じで良いんですけれども。高中正義、スクエア辺りが好きな人には良いのかも。
■Otmaro Ruíz(syn) Walfredo Reyes(ds) Brandon Fields(sax) Alphonso Johnson(bs) Frank Gambale(vo)
■1 Little Charmer 2 6.8 Shaker 3 Passages 4 White Room 5 D-Day 6 Nunzio's Near 7 Free Spirit 8 One With Everything 9 Roxana 10 Uluru 11 Another Alternative

Double-Up(1986) ★★

Bill Connors
Double-Up
ビルコナーズ86年作。70年代から活躍し、リターンフォエバーにいた事もあるので一時は割と人気があったような気がします。ハードフュージョン、といった所でしょうか、かなり歪んだ音でアランホールズワース風の高速プレイを弾いている所もあります。ただこの手の音楽は私の中で、スコヘンが決め打ちかな、的な感じがしていますのであまり頻繁に聞く事はありませんでした。トライバルテックみたいなのが大好きな人は聞いてみても良いかも。ベースもGary Willisにたいにバリバリ弾いていて良いです。
■Kim Plainfield(ds) Tom Kennedy(bs) Bill Connors(gt)
■1 Subtracks 2 Tud 3 Floor to Floor 4 Crunchy Cuts Up 5 Long Distance 6 Out by Twelve

海外ギタリスト

この項はまだまだ完成ではないです。(汗)
■■■ A ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ B ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●Bireli Lagrene
1966.9.4 -
ジャンゴの再来と呼ばれる。中堅No1。
■■■ C ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ D ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●Doug Raney
1956.8.29 -
ジミー・レイニーの息子。オーソドックス。
■■■ E ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ F ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●Frank Gambale
1958.12.22 -
チックコリアのバンドで有名に。ロック度高。
■■■ G ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●George Benson
1943.3.22 -
ウエスの再来と呼ばれる。歌も抜群。
●Greg Howe
ロック度の高いハイテクギタリスト。
■■■ H ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●Herb Ellis
1921.8.4 -
いぶし銀の名傍役。
●Hiram Bullock
ジャコとの共演、24丁目バンドやマーカスとの活動で有名。
■■■ I ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ J ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●Joe Pass
1929.1.13 - 1994.5.23
無伴奏ソロギターの歴史を作った人。
●Jim Hall
1930.12.4 -
バップ以降の現在のギタリストに多大な影響を及ぼす。サイドマン、名傍役としての評価も高い。
●John Scofield
1951.12.26 -
現在の人気、実力ともに最高峰の一人。

■■■ K ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ L ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●Larry Coryell
1943.4.2 -
Bop度低し。アコギも名手。
■■■ M ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ N ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ O ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ P ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

●Pat Metheny
1954.8.12 -
人気、実力ともに現代の最高峰。
●Philip Catherine
1942.10.27 -
イギリス人。チャールズ・ミンガスやステファン・グラッペリら多数の共演経験を持つユーロジャズの大物ギタリスト。
■■■ Q ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ R ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ S ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ T ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ U ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ V ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ W ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ X ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ Y ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■ Z ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Boss Guitar(1963) ★★★★


Wes Montgomery
Boss Guitar
ウエスのオルガントリオ63年作。ジャズではあまり演奏される事がない01「ベサメムーチョ」、ソロギター風「酒とバラ~」など人気曲も収録、リラックスした雰囲気の好盤。
■Jimmy Cobb(ds) Wes Montgomery(gt) Melvin Rhyne(org)
■1 Besame Mucho 2 Besame Mucho (Take 2)(*) 3 Dearly Beloved 4 Days of Wine and Roses 5 Trick Bag 6 Canadian Sunset 7 Fried Pies 8 Fried Pies (Take 1) 9 Breeze and I 10 For Heaven's Sake

Still Warm(1986) ★★★

John Scofield
Still Warm
ファンク路線に移行時期のアルバム。86年作。4beatは一曲もなく、ほぼファンク系のリズムで固められています。「Techno」「Protocol」などのタイトルでも分かる通りに近未来的なイメージなのでしょうか?とにかく意図的にサウンドを変化していこうという試みがみられます。マイルスバンドに参加時期ですし、ダリルジョーンズ(b)もいる事ですし、シンセの使い方や全体の雰囲気などこの時期のマイルスのアルバムにも通じる所があります。
■Darryl Jones(b) Don Grolnick(key) Omar Hakim(ds) John Scofield(gt)
■1 Techno 2 Still Warm 3 High and Mighty 4 Protocol 5 Rule of Thumb 6 Picks and Pans 7 Gil B643

The Quiet Revolution(1993) ★★

Ronny Jordan
The Quiet Revolution
ジョーダンの2nd、93年作。Hip HopやClub Musicのエッセンスとジャズを上手くブレンドしています。ウエスのカバー04が聞き所か。ただしキラーチューンというか、目玉的な、ハイライトの曲がないような気がします。生ギターを使った07など、チャレンジはしているんですけどね。このスタイルも出て来た時はインパクトもあった訳ですが・・。普通っぽい、少しインコグニート風の06などは結構格聞けます。
■Tony Mason(per/ds) Fay Simpson(vo) Ronny Jordan(gt/key/prg) Guru(rap) Sola Akingbola(per) Ross Anderson(gt) Truth Anthony(rap) Gary Belfield(fl) Dana Bryant(vo) Joel Campbell(syn/prg) Simon "The Funky Ginger" Law(key/prg)
■1 Season for Change 2 In Full Swing 3 Slam in a Jam 4 Mr. Walker 5 Jackal 6 Come With Me 7 Morning After 8 Under Your Spell 9 Tinsel Town 10 Vanston Place (Oo Am)

Workin' Out(1961) ★★

Barney Kessel
Workin' Out
61年作。バックには無名の新人が集められている。ケッセルオリジナル 09 がなかなか快調。
■Jerry Good(b) Stan Popper(ds) Marvin Jenkins(fl/pf) Barney Kessel(gt)
■1 Good Lil' Man 2 Summertime 3 Spanish Scenery 4 When Johnny Comes Marching Home 5 New Rhumba 6 My Man's Gone Now 7 My Funny Valentine 8 Pedal Point