炭酸美容家・炭酸コスメの髙橋弘美です。

今日は薬事に関する話題です!


 

茶のしずく石けんのその後ですが
製造業を営むものとして
品質管理、安全管理についてより気を引き締めなくっちゃです。
だってひとごとではありませんものダッシュ


過去記事
茶のしずく石けん回収について
http://ameblo.jp/bebliss-hiro/entry-10971731497.html  
 


この問題が起きた時、
私のところにも色々と情報が入って参りましたのですが
うーむ
やっぱりなと
今となって思うところ沢山ありますです矢印

厚労省が通知を出したのが去年の10月。
これのおかげで各社大慌てで
全商品チェックして

「加水分解コムギ」配合の有無をチェックしましたですわ。
 

そしてお客様へ注意喚起を促すことになったのですが
肝心の消費者庁が動き出したのは今年の6月。
対応が遅れたために被害者が拡大。
 

これでは一体何の為にできた消費者庁なのやら…汗
これが日本の縦割り行政ですよ。
連携が全くできていない。

そうです、
「管轄外です。」と
問い合わせすると必ずたらい回しにされるのは
連携ができていないから…

むむむ。


【参考】
加水分解コムギ末を含有する医薬部外品・化粧品の使用上の注意事項等について
平成22年10月15日付け薬食安発1015第2号・薬食審査発1015第13号
厚生労働省医薬食品局安全対策課長・審査管理課長連名通知


この問題は実はそれだけではないです。
なぜなら
「加水分解コムギ」がすべて悪者…というわけではないようだからです。
コスメを読むと全成分には「加水分解コムギ」としか書いていないので
全ての「加水分解コムギ」がこの問題の対象になってしまっていますが
実はそうではない可能性があります。

茶のしずくに配合されていたのは、
「グルパール19S」という原料名の加水分解コムギ。
(株)片山化学工業研究所が開発した加水分解コムギ末です。
他の加水分解コムギと比較しても分子サイズが大きいため
免疫反応を引き起こしやすいのだそう。

またアレルギー学会の中間報告においても
グルパールはアレルギー症状を引き起こす成分に特定されていて、
現在、まだ分析中ではあるけれど
アレルギー症状の原因としてほぼ断定して間違いないだろうと言われています。

 

 

 

 

アレルギー反応については春月さんのブログに詳しく書かれています。

 

 

 

食物依存性運動誘発アレルギーって何?

http://ameblo.jp/harutsuki-ryu/entry-10972691153.html

 


とすると、
すべての加水分解コムギがアレルギーを引き起こす訳ではない、、、


でもね、使う側には全く分かりませんよね。
だって同じ表示名称なのですから。
全部「加水分解コムギ」と書いてあります。

製造販売元も自社工場で作っていない場合、
原料がグルパールかどうか知らないことも多いです。
なぜなら全成分しか知らされないからです。

だからこれだけ問題になると
当然、消費者も「加水分解コムギ」を避けようとする。
販売側は、「加水分解コムギ」を製品から排除しようとする。

うぬぬ。

グルパールでなくても、
加水分解コムギを配合しているからという理由で
商品を回収したり、
注意喚起を促したり、、、
多くの製造販売元が奔走せざるを得なくなりました汗
お客様にご迷惑をおかけすることはできませんもの。

そして会社としてはとてつもない大きな被害となります。

ものを作る、お客様に買って頂く。
当たり前ですが、
いい加減に作って売ってはいけないということです。