焼き期はことさら夢中になってお仕事していますし
アップするほどの画像もないのですが…
あまりに更新頻度が低すぎて我ながら心配になります
せめて大きなジュモーのヘッドを例に完成までの様子をご覧いただきましょう
2回目のメイク後を撮るつもりでしたが
うっかりアイシャドーだけメイクした後の画像です
眉も1回目のペイントを済ませ
唇にもう1度うっすらとアンティークローズレッドを重ね塗り
目頭と鼻孔にアクセントライン(ドット)を描きました
最後に頬紅を塗りました
急に表情が生き生きとしましたね
ちむりんさまからいただいたソフトウェアだったので
ヘッド後部の刻印がなくメーカーがわかりません…と言っておりましたが
リムにヴァージアナ・ラボーナの刻印を見つけました
あっ
せっかくですからセパレート・イヤーの説明を致します
この立派なヘッドは耳と一体のモールドではなく
耳だけの小さなモールドに耳の鋳込みをし
ヘッドに後付けするタイプです
いずれもソフトウェアが乾ききっていないうちに作業をしなければいけません
大きなヘッドには時折こういうセパレート・イヤー型もあり
わたくしも面白がっていくつか買ったのですが
初めてキャスティングした時は耳だけが先に乾いてしまい
再度耳を鋳こみなおした記憶があります
この小さく薄い耳にスリップ(泥漿)を流す作業も
細かなお仕事が苦手なわたくしにはとっても難しいの
なのにさすがちむりんさま
三か所の小さなパンチングを施し完璧なお仕事をなさっています
しかもこんなに薄いのに
素晴らしいお仕事です
ほら
こんなにも立体的な耳がついています
そうそう
そういえば
初めてセパレート・イヤーを作った時
耳だけが先に乾いたりうまく鋳込めなかったり
正しい位置にくっつけられなかったりと失敗続きで
・
・
・
やっとこさ
でき上がった2つのソフトウェアを水につけて磨こうと思ったところ
水につけたとたんにパチンと気泡がはじけて
そのヘッドたちは使えなくなりました
このパチンという
不意に聞く音は結構楽しかったりして
そんなことさえ楽しむ自分を
おいおい大丈夫かと突っ込みたくなります
スリップに空気が入っていると
水につけたとたんに弾け割れるのですよ
こういった失敗はどんなに注意深く作業をしても
いまだに時折あります
本日もお越しくださり、誠にありがとうございました
べべタビト