目力があるブリューを脱却し、新しい作風を試みています。
今年は、中世ヨーロッパ 絵画の女神のような芸術性の高さを、目指しました。
これからご覧いただくフィレンツェ派の代表画家 サンドロ・ボッティチェッリ の絵画。
皆様も、よくご存じかと思います。
わたくしも大好きな絵です。
中学生の時の美術の教科書で見たのが初めてで、
その時わたくしは、目は釘付け、心を射抜かれました。
繰り返し何度も、そのページを開いたものでした。
中学生のわたくしは、生まれたての ヴィーナスは、初々しく高尚な尊い美の起源なのだと感じました。
ヴィーナスの誕生 |
続いて、生まれたての ヴィーナス に倣った新作 ブリュー をご覧いただきましょう。
新旧いずれも同じモールドで抜いたFB12サイズのブリューです。
モールドは持っていませんので、お譲りいただいたソフトウェアを使っています。
右;2011年 作
眼を入れれば、文句なしにかわいい健康的なブリューです。
左;2021年 作 (5回目のメイク済み・未焼成)
絵画のような絵付けを繰り返し、人形というよりは人間のような感触です。
コーカサスであれば、これくらいに透き通った白磁の肌もあり得ると思います。