3人目のエデンベベが、完成しました。
ミスティック社のモールドを使用しています。
歯は後付けの、オープンマウス。
FB14の、コンポジションボディー。
出来上がりサイズは43cmほど。
エデンベベのペーパーウェイトグラスアイは、ほとんど Hand Glass Craft (英国・ハンドグラスクラフト社)のものを使っています。
ペーパーウェイトグラスアイのお色は、LightPuppyBrownでしょうか、いわゆるなじみ深い可愛い茶色です。
ウィッグは、ブラウンの cheveux (ヒューマン)です。
このウィッグはシャンプーも可能らしいです。
シャンプーしたら、もう少しストレートなヘアスタイルになるかもしれませんね。
エデンベベは、身近にいるような健康的で人懐っこい可愛いタイプが好きなのです。
なので、豪華なドレスより、コットンの素朴な雰囲気の
エプロンドレスのような形を着せたくなります。
夏場なので、涼しげに水色が透けて見える感じがいいです。
まるでちょっとそこまで、お出かけの気分です。
このような、エプロンドレスに見えるようなデザインは、わたくし、とってもとっても好きなのですが、後姿をどう始末するかで毎回、ものすごく悩むのです。
今回は、アンティークのチュールネットレースで水色部分を覆い、
15mm幅と12mm幅の縫い縮めたシルクリボンをアクセントにしました。
脇の内側には、水色のグログランテープに、アンティークの黒くて小さな丸いモチーフと、2段重ねのボンボンを留めました。
ワンピースの裾には、オフホワイトのベベタビト製の
布花と、縫い縮めたベルベットの
リボンをさりげなく飾りました。
先回、届いたばかりの、シルクのアンティークモチーフは、
こんな手提げにしようと、すぐ思いついたのですよ。
シルクサテンのリボンを縫い縮めて、
バッグ本体は作りました。
なんだか、語り掛けてきそうな表情なんです。
オープンマウスのせいでしょうか。
ブリューは、美しさと品格では追従を許さない
アンティークドール初心者もベテランも魅了される高貴なお人形です。
どんなに豪華なドレスをまとっても、衣装負けすることはありません。
わたくしも、作り続けて一生飽きることはないと思います。
ジュモーは、たくさんのタイプのお顔がありますが、独特の思いつめたような濃厚な愛らしさがあり、ファッショナブルなドレスも庶民的なドレスも上手に着こなしますね。
Aマルクは、日本ではあまり人気がないのでしょうか、
リプロダクトさえ見かけることは少ないのですが、
いかにも彫刻家が原型を作ったという個性派なので、作るたびにいろんな表情が生まれ失敗も多いのですが、作っていて飽くことがありません。
エデンベベは、皆様もご存じの爽やかさわ子さん、とっても人気ですね。
わたしも、大好きなので、さわ子さん似を目指すのですが、
ミスティック社のモールドの型が、さわ子さんタイプじゃないので、とっても苦労するのです。
わたくしのやり方は、型からはずしたばかりの、やわやわの濡れたグリーンウェアの頭の形を直したり、顔の輪郭を変えたり、お鼻を盛ったり鼻の穴を作り変えたりと、それはそれは難しい作業をこなして、グリーンウェアを作り上げているのです。
なのでベベタビトのエデンベベは、1体ずつが、違った表情に仕上がっているわけです。
本当のところは、ですね、特別枠で目指しているオリジナルのお顔もあるのですよ。
わたくし、さわ子さんも大好きなのですが、さわ子さんを知る前に心惹かれたタイプのエデンベベも作ってみたいと密かに思っているのですよ、ここだけの話しです。
特別枠で目指しているオリジナルのお顔というのは、
目尻のまつ毛を思いっきり下がった描き方をしてあるために、とんでもなく垂れ目に見えるエデンベベでして、わたくし的には、かわいくってたまらないのです。
お口も、真横にす~っと開いたいわゆる美人ではないお顔。
あまりに個性的なので、あんなに思い切ったお顔を作るには勇気が必要で、どうしても作れないのです(爆)。
さてさて、それはさておき、
今年は、7個のヘッドを作ったということからも、
わたくしがどれほどエデンベベを愛しているかがお分かりいただけるでしょうか。
ベベタビトのエデンベベとか、エデンベベのベベタビト、と呼ばれたい。
・・・どころかエデンベベ旅人、と呼ばれたいくらいなのです。
きゃ~つい本心を語ってしまいましたが、・・・厚かましくって、失礼しました
。
上を見上げる表情は、天真爛漫な元気なお嬢ちゃんです。
本日もお越しくださり、たくさんの
写真と長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました
。
べべタビト。^^。