野田さんの続きです…

 

私は心がざわざわして、野田さんと連絡を取ってみようと思いました。

まず、控えめなショートメールを打ってみました。

以前電話代は旦那さんが払ってくれる、と嬉しそうに言っていたので

もしかしたら離婚で解約しているかも…と思ったのです。

 

そう離婚…野田さんが故郷に帰るというのは、離婚しかないと思いました。

旦那さんは、この土地の人なのです。家も店も、幼いころからの友人もいるわけです。

以前から旦那さんはお姑さんが、亡くなったら離婚するって言っていると聞いていました。

家や店が手に入ったらもう女房はいらないということでしょう。

姑と自分の世話をさんざんさせて、ひどい男です。

 

意外にも野田さんから電話がかかってきました。

やっぱり離婚してました。苗字も変えてくれと言われたようです

40年以上も使ってきた苗字。もう野田さんではありませんでした。

故郷に帰ったといっても、お姉さんが一人いるだけです。

お金がない、10万円の年金生活だと言っていました

それでアパートも借りているのです。

 

電話をかけなければよかったと思いました。まるで想像通りに不幸になっていました。

こうなることはわかっていたのに

まっしぐらにその道を進んでしまったわけです。

 

私は、自分の夫との未来に不幸しかみることができなかった。だから

15年前、夫が退職金をすべて借金返済に使ってしまったことを知って

仕事を探しました。そして、3万円天引きで、貯金しました。

されだけで、とりあえず今550万あります。

なぜ野田さんはそうしなかったのか?今少しでも助けになったのに…

 

そして、なぜどちらかが死ななかったのだろうか、と思います

昔なら、どちらかが70になる前に死んでいた。

多分旦那さんが。

そしたら、野田さんは、長い間姑や姑の面倒をみた家を

そのまま得ることができたはすだった。

大したことがなかったにせよ、残したものを妻の権利として相続することができたはずだった。

 

高齢化社会は怖いです。二人とも生き残ってしまうから。

70過ぎて、わがままに自分のことしか考えない夫に、離婚されて、追い出されてしまうんです。

 

女の人は女というだけで給料も安かった。

家では家事をし、親の世話をし、そしてそうするために、

夫から離れられないようにするために、安い賃金、そして安い年金しか与えられない。今の年金の男女差は、女の人に忍耐を強いている。

ほんとうに、腹が立ちます。

 

 

最初 美容院で薦められてつかってたシャンプーです

アホ毛が少なくなる気がしますよ

 

この毛玉とり、びっくりするくらい

取れます

衣替え前にいかがですか?