他店舗視察メモ | Return a blow

Return a blow

一矢報いる。それが今の私の全て。

ってのを書いてみようかな。


都内をお勉強のためぐるぐるしていこうと思ったので。



栄えある(?)一店舗目。



P324台、S174台をワンフロアに納める

大型店舗とも言える。

内装は結構奇麗な方で、天井が高く

更にその規模の大きさを印象づける。


ホールスタッフはお辞儀をきちんとするものの、

機械的印象をぬぐえず、どこか冷酷にも映る。

メダル計数の際の解放後差との照合に手惑うと

客である私を無視してひたすらインカムを入れる。

「台移動や共有などはされていませんか?」

と聞くのは私も禁止ホールでの勤務経験があるので理解できるが、

解放後差とは色んな要素で多少なりとも狂うことはある。

それを完全に疑ってかかる上に、申し訳なさそうな素振りは一切なし。

これでは何故インカムをひたすら入れて、台移動の確認までされて、

従業員がスーツを着た役員に相談しに行く際も一言もなく、

レシートを渡されずに待っていなくてはならない状況は

普通なら文句の一つでも言われても仕方がないだろう。



ここで解放後差についての話に触れておこうと思う。


例えば3枚がけのスロット100回転、子役を引かずに回してから、

純増で200枚出るボーナスを引いてから即ヤメしたとしよう。


そうすると台の中には300枚のメダルが投入された計算になる。

そしてその後のボーナスで200枚の払出がある。


パチンコ、スロット両方に言えることだが、

台に打ち込まれる玉、メダルのことを「アウト」と言う数で表し、

Pだとスタートに入って3発ほど戻ってきたり、Sなら子役がそろったり、

大当たりを引いてその台から払い出されるものは「セーフ」と言う数で表される。


上記に当てはめると台に投入した300枚は「アウト」

ボーナスで払い出された200枚は「セーフ」ということになる。


1台あたりの台に対して、

言い方は悪いが店の養分になってるのか、お客が持って行ってるのか、

というのはこのアウトからセーフを引くことによる「差数」で導き出すことが出来る。

上記の例だと300枚のアウトに対して、200枚のセーフがある。

なのでアウト(300)-セーフ(200)=+100

ということはこの台に関してはお店の勝ち、100枚分の利益になっている。

もしアウトが500でセーフが1000の場合は

500-1000=-500。

お店側からすれば500枚分の還元、お客が勝っていることになる。


そして本題である「解放後差」とは、先の差数とはまた違った算出方法になる。


解放後差は、セーフが発生した時点からの差数のこと。

上記だとアウトが300枚あるものの、

セーフが発生していないため「解放後差」の数は「0」と言うことになる。

そして純増200枚のボーナスを引いた時点からセーフが発生するため、

そこからカウントを始めて、上記の場合は解放後差は「200」となる。

もし上記が即ヤメでなく、ボーナス消化後50枚投入すると、

セーフ発生からカウントしていた200から50枚減り、

解放後差は150と言うことになる。


ここでは何が分かるかと言えば、

お客が勝ったか負けたか、と言うことは判断できないものの、

大体何枚流すのか、ということを把握することは出来る。

台移動や共有を禁止している店舗ではその不正を防ぐために、

プラスマイナス100枚以上の誤差がないかどうかを

インカムを通してホルコン(ホールコンピュータ)で確認してもらい、

問題がなければそのままお客にレシートを渡し、

100枚以上の誤差があれば台移動や共有の確認、

更にはゴトや他店の玉、メダルの持ち込みの可能性を疑って

様々な確認をしなければならなかったりする。


時折パチスロの掲示板などで流す際に店員がインカムをガンガン入れてて

なかなかレシートを渡してくれないのは何故だ?

と言う書き込みを目にすることがあるが、それは大凡このためだ。

ホルコン上誤差がなければ「打ち止め」にし、一旦その解放後差を固定、

その後「解放」をし、解放後差の数値を0に戻す作業を行う。

次に御遊戯されるお客との混同計算を防ぐためだ。

例えばこの「打ち止め」「解放」の作業の合間に次のお客が遊戯してたり、

コーヒーガールにドリンクを頼んだり、たばこをメダルで取りに行ったりしていると

平気で100枚の狂いは出たりするものなので、

そんな理由でお待たせしてしまうのは店員の私からしてもいささか不本意である。

更に2000枚以上を流すときにはゴトの可能性を疑って台のチェックをしてからでないと

お客にレシートを渡してはいけないという決まりがあるホールもあるので、

普通に遊戯したお客の立場からすれば不信感の募る瞬間でもあると思う。



さてこれで解放後差から本題に戻るわけだが、

要するに店側の都合でお客を待たせている状態になるので

申し訳なさそうな態度の一つくらい欲しいものだったりする。

それは別に私が同業者でなく事情を知らない頃も抱いていた気持ちだ。


続いてカウンタースタッフ。

客の私が目の前にいても容赦なくインカムで会話。

「少々お待ち下さい」の一言もなし。

いざ対応に入れば笑顔で気持ちの良い接客をする。

だからこそ、もったいないと思った。


清掃面は規模の割のスタッフの数からすれば出来ていた方だと思う。

トイレも紙が切れていたものの(そして勝手に補充する職業病の私)

汚いという印象は受けなかった。



そしてこれを自店で活かす所存でありまして。