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特別捜査密着24時 番外編です!!
これからプレイ予定の人はバックしてくださいっ( ̄* ̄ )
今回も"櫻井あず"でレポしてまいります!!
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休み当日。
(は~、何しようっかなぁ・・・・)
ため息をつく。
修介とは1日も休みが重ならなかったし、友達はみんな仕事だし。あず 『よし!』
(孤独だ・・・・)
たっぷり寝坊して、ゆっくり朝風呂したけれど、もう掃除も洗濯も終わってしまった。
(ただダラダラして終わるなんて、休みがもったいない)
(出かけよう!思いっきりめかし込んで街ブラブラしよう!)
髪を巻いた。
メイクも念入りにやってみた。
服はおろしたてのワンピース。
耳には修介に貰ったピアス。
だけど・・・・。
(・・・・虚しい)
私は大きなため息をついて、カフェのテラス席に腰を下ろした。
(いくらオシャレをしたところで、修介が仕事じゃ喜んでくれる人なんかいないし。帰ろうかな)
頬杖をついたその時、携帯の着信音が鳴った。
(あ・・・・修介だ)
あず 『もしもし』
浅野 『『あず、今日・・・・、・・・・今どこ?騒がしい』』
あず 『恵比寿。暇だから渋谷ブラブラして、今カフェに来てる。どうしたの?』
浅野 『『・・・・誰と?』』
あず 『残念ながらお一人様だよ。友達みんな仕事だもん』
浅野 『『・・・・よかった』』
あず 『ヒドッ、なんでー!』
浅野 『『恵比寿のどこ?』』
あず 『ん?パパズカフェだけど』
浅野 『『会いに行く』』
あず 『え!?』
浅野 『『送検終わって新しい事件も無いから、3時間夏季休暇取った』』
あず 『ほ、ホント!?』
浅野 『『ホント』』
あず 『やった!じゃあ、真ん中の原宿で待ち合わせる?』
浅野 『『人ゴミやだ』』
あず 『やだ、って・・・・』
浅野 『『大人しくそこで待ってて』』
あず 『うん、分かった』
浅野 『・・・・あず?』
あず 『あ、修介!早かったね、お疲れ様』
浅野 『・・・・・・』
あず 『?』
浅野 『・・・・・・』
あず 『どうかしたの?』
浅野 『・・・・別に』
無表情でそっぽを向く修介。
あず 『え・・・・』
浅野 『・・・・・・』
(え、なに・・・・不機嫌?なんで?どうして?)
浅野 『・・・・・・』
あず 『あのー・・・・、修介?』
浅野 『・・・・なに?』
(怒ってる?なんて・・・・怒ってる時に聞かれたらますます怒らせるだけだよね。何て言えばいいわけ?)
あず 『えっと・・・・、この後どうしようか?』
浅野 『・・・・さあ』
あず 『ここで一息つきながら考える?』
浅野 『知らない』
あず 『・・・・・・』
心が折れそうなんですけど。
あず 『・・・・疲れてる?』
浅野 『当たり前』
あず 『そうだよね。昨日も日付越えちゃったし。どこかゆっくりできるところに行く?』
浅野 『・・・・・・』
あず 『・・・・・・』
せっかく久しぶりにプライベートで会えたのに。
次はいつ都合が合うか知れないのに。
修介がどうして怒っているのかが読み取れない。
・・・・言ってくれなきゃ、分かんないのに。
泣きたい気分になって、私はうつむいた。
浅野 『・・・・何、その格好』
修介は無表情に、冷たく言い捨てる。
あず 『え・・・・、・・・・へ、変かな・・・・』
浅野 『別に』
あず 『・・・・・・』
(微妙だったか・・・・でも、そんな言い方しなくても・・・・)
あず 『・・・・まぁ、私にはこんな格好似合わないよね』
浅野 『・・・・・・』
あず 『でも、それってそんなにいけないこと?オシャレって結局は自己満なのに』
(ヤバい・・・・泣きそう)
テーブルに千円札を置いて、立ち上がる。
浅野 『・・・・あず』
あず 『私帰る。一緒に居ると恥ずかしいでしょ?こんな格好だもんね』
我ながら厭味ったらしい言い草だと思いながら言い捨てる。
どうしてこんな言い方しかできないのだろう。
自分が嫌になって、私はかかとを返して大股で歩き出した。
(もう、最悪・・・・!)
こんなはずではなかった。
こんな・・・・
視界に膜がかかって、景色が歪んで見えた。
浅野 『あず!』
腕を掴まれて、反射的に振り返ると・・・・
修介が、なんとも言えない表情で立っていた。
浅野 『・・・・俺のためが良かった』
顔を隠すようにうつむいて、ぽつりと小さな声で呟く。
あず 『・・・・え?』
浅野 『そんな・・・・可愛い格好。俺のためにして欲しかった』
あず 『・・・・・・』
浅野 『・・・・ごめん』
言いながら、その場で私を抱き締める。
浅野 『泣かせるつもりじゃなかった・・・・』
あず 『・・・・修介・・・・』
途端に愛おしい気持ちがこみ上げて、ささくれ立った気持ちが、あっという間に穏やかになっていく。
(そっか・・・・、怒ってたんじゃなく、イジけてたんだ)
ドレスアップしたことは、今まで何度かあった。
だけど、仕事だったり、プライベートでもここまで気合入ってなかったり・・・・
純粋に修介と会うためだけにこんなに念入りにオシャレをしたことは、なかったかもしれない。
あず 『・・・・こんな格好したけど・・・・虚しかったよ』
浅野 『?』
あず 『修介に見て貰えないなら、なんだか虚しいなって思ってた』
浅野 『あず・・・・』
あず 『オシャレなんか、しなきゃよかったよね』
浅野 『そんなことない』
あず 『え』
浅野 『・・・・俺のためのオシャレじゃないのが腹立つくらい、可愛いから』
あず 『修介・・・・』
声 『あれ、ドラマかなんかの撮影?』
声 『え、でもカメラないよ』
声 『でもほら、すっごいイケメンだよ、タレントじゃないの』
浅野 『・・・・・・』
あず 『・・・・・・!』
周りの人たちの声に、我に返ってパッと抱擁を解く。
・・・・そういえば、公衆の面前だったのだ。
浅野 『・・・・出よう』
あず 『ですね』
そそくさと会計を済ませて、私たちは気分的に小さくなって店を出た。