みなさんは映画「うまれる」をご存知ですか??
とても考えさせられる、ステキなドキュメンタリー映画です( ^ω^ )
今回、学会では、この映画の監督豪田トモさんの講演がありました(^^)
豪田さんは、弟さんが病弱・発達障害で、弟さんが生まれてから兄弟児として育ち、親の愛情を感じられずに育ったそうです。
池川明先生の胎内記憶の講演の撮影をして、人生観が変わったのだそう☆
自分はなんでこんな家に生まれて来たんだ。と思っていたそうですが、先生から
「もしかしたら君がこの親を選んだのかもしれないよ」
と言うメッセージを受け取り・・・
親が自分のことを見てくれないから悪いのだと他人のせいにして生きて来たけれど〜自分がこの親を選んだのだと思ったら、それは違うのかもしれないと思ったそうです(´ー`)
自分の親との関係を探り、見直していくプロセスとして、出産に関するドキュメンタリーを作ろうと決意。出産シーンの撮影希望者を募ったら200組も応募があったそう(*´꒳`*)
撮影を通して親への感謝の気持ちが芽生え、「産んでくれてありがとう」と素直に思えるようになったと話されていました☆
親に愛されていないと思ってきたけれど、親に愛されてきたんじゃないかと思えるようになったのだそうです(๑˃̵ᴗ˂̵)
「過去は変えられない」とよく言われますが、豪田さんは、「捉え方を変えることで、過去は変えられる」と分かったそう(*^^*)
この講演から、やはり病気や障害を持つ子供たちの兄弟児(同胞)へのケアもとても大切なことをあらためて実感しました。
同胞へのケアをするためには、ご両親の余裕も無くてはいけません。
実際、訪問中に、ママが兄姉との時間を取るご家庭も多いです(*^^*)
訪問中に、ベビーノっこと一緒に兄弟姉妹も含めて遊ぶこともあります♪
同胞との時間が取れないのは、ママも苦しいことだと思います(>_<)そのお子さんだけで無く、家族みんなをひとまとめにして、サポートしていかなくてはと再認識しました☆
「過去は変えられる」過去が変えられれば、未来も変わります。
妊娠出産時の辛かった思い。
入院中の募る悲しみ。
育児中の苦しい気持ち。
色々な思いを抱えているご家族が多い中、私たちの関わりによって変えられるものもあるかもしれません。
明るく楽しく子育てができるよう、少しでもお手伝いできればと・・そんなことを思いながら聴いていた川口でした(*´꒳`*)