べべの夢日記 -38ページ目

べべの夢日記

見た夢を覚えている時に書いています。

夢ゆえに意味がよく分からない事も多々あります。

たまーに、意味ありげなものも紛れてる事があります。

でも、基本よく分かりません…(*´ω`*)

獣道をレースのような事をして競い合っている。

途中、他のモノと どんどんと差が開いてしまい、一人孤立してしまう。

ハッと気づくと、小さなウサギのような身体になっていて、その体を見ながら立ち止まり驚いていると、空から声が聞こえてくる。

『もう、前のお前とは違うんだよ』
『新しく生まれ変わるんだから』

そんな声を聞きながら、ウサギのモコモコした身体で何とか歩き続けると、山間の大きな突出した広い岩場に到着した。

山道を登り続けるのを止めて、その広い岩場で休憩していると、後ろからもう一人(一匹)誰かが近づいてきた。

《誰だろう?》とジッとそれを眺めていると、身体がムズムズしてきて、毛並みがボコボコと波打ち始める。

どんどん皮が伸びて大きく広がっていき、背中がパリッと破れ、中にいた私が外に踊り出た。

少し離れた所でも、同じような光景が繰り広げられていて、中から出てきたのは、勝手知ったる彼だった。

二人して息を整え辺りを見回すと、背後に小さな家がある。

一度その家の中を覗いてみようと入ってみるが、私は外に行きたくてウズウズしていたので、身支度を整えたらすぐに一人先に家を出た。

すると、目の中に飛び込んできた景色が何だかおかしい。

山からモクモクとした煙のような雲が波のように現れている。
羊雲のように一見可愛らしい雲のようだが、異様な速さで山の端から視界の端までを覆っていく。

ふと、無意識にそれをパシャパシャと私は写真に収めていた。
少しして家から出てきた彼が、目の前に広がる光景を見て『なんだ!?これは!!』と、声を上げている。
『これ、なんかヤバい感じするよね』と返事を返しながらカメラのシャッターを切る。

すると、モクモクの羊雲だったはずの煙のスピードが突然凄まじい速度の水に変わり轟音と共に下へ落ちて行った。

《こらはマズイ…流される》と感じる。

すると、私達が登ってきた道からも煙がやってきていて、ヒヤッと足元を流れて行く。
全体の写真を一枚撮ったあと、彼のシャツの背中を掴み、家の中に入ろうとするが、興奮しながらその光景に釘付けになってる彼は動こうとしない。
『え? ここはまだ大丈夫だよ、もう少し見てたいよ』と言う彼を無理矢理 家の中に引きづり込む。
扉を閉めたと同時に、《ザァーー!!!》という音と共に家に衝撃がかかる。

『危なかった、間一髪じゃんか!』と彼を叱り、そっと窓を開けると窓枠のすぐ下まで水が溢れてきていて、大きな湖のようになっていた。

静かに窓を閉めて、これ以上水かさが増さないように、家が耐えられるようにと祈った。

どれだけ時間が経ったか分からないほど気づけば眠ってしまっていて、辺りは《シ…ン》と静まり返っている。

隣で眠っている彼を起こさないまま、そっと窓を閉めてみると、すでに水は引いていた。

ドアを開け外に出る。

水気を含んだ冷たい空気が足に絡む。

岩場の端まで歩いて、崖の下…山の下を見下ろしてその光景に《ハッ》と息を飲む。

山のずっと下にあったのは、人の住む街並みだった。
道路や線路では乗り物がぶつかり合って倒れている。
都会ほど雑多な街ではないが、確かにそこには人が住んでいる街があった。

上から見下ろしている私はなぜ助かったのかと考えずにはいられなくて、それと同時に無性に悲しくなった。

下に降りよう。

そう思っていると、後から起きてきた彼が外に出てきた。

彼もその光景に呆気にとられて、佇んでいる。
『少し下の様子を見てくる、ちょっと待ってて』と言い、私は滑るように山を降りた。

私が降り立った、山の下は滝の真下だったというのに、割と被害が大きくないように見えた。
家は潰れておらず、橋も道も壊れていない。
ただ水浸しの後ではあったが、これといって大きな実害が見られなかった。

そして、誰も…いない。

しばらく無人の街を歩いていると、馬を率いたレスキュー隊が通りがかる。
人がいる事に少しホッとする。
どうやら、他のレスキュー隊の馬が足を滑らせ転倒事故を起こしたらしい。
私は『その手伝いを一緒にしたい』と申し出て、共に救助に向かった。

現場について、馬車のような乗り物に挟まれて動けなくなっているレスキュー隊の人を助け出すと、その人も含めたレスキュー隊はアッサリと次の現場に走り去って行ってしまった。

その場に残された私に、一人の女の子が話しかけてきた。

『ナニをしてるの?』と随分と冷静な顔をした女の子が、私の隣に立った。

『街の様子を見に来たんだ』とその子を見つめて答える。

『そうなのね、見ての通りよ、ここら辺の人は皆大変だわ…被害が一切ない人たちもいるけどね』
と山の方を指差した。

その子の指した指の先には、まざまざと見せつける格差のように、山の崖に豪華な家が綺麗に並んで建っていた。

その家の中からは明かりが灯って見える。
人が暮らしているようだった。

《ああ、高いところに居た人は皆無事だったんだ…》と思い、さらに山の上を見つめるとチクっと胸が痛んだ…。

歩きながら、その子と話をする。

『ここら辺は家は無事なのに、なんで誰も人がいないの?』
『ほとんどの人は、あちら側に流されているからよ』と、その子は説明をしてくれた。

被害の大きいA地区と実被害の少ない(薄い)B地区と、街は2つに分断されているようで、あの時多くの人は被害の大きいA地区に流され、今も隔離状態だと言うこと。

人気のない大通りを二人で歩きながら、話していると『見に行ってみましょう』と路地の方に入っていく。

『じつはここからならA地区に行けるの…』と細い路地を入っていく。
しばらくするとスラム街の路地のような雰囲気に変わって行く、そしてチラホラと人の気配がしてきた。

路地を抜けて通りに出ると、そこは人でごった返すA地区だった。

一見、大きな被害にあっている様に見えない街並みで、大きなビルや、路地や、都心の雑多な感じやらが目立つ、普通な感じでもあった。

『ここにいる人や、被害にあったビルや街は、結局は欲目に眩んで間接的にも悪いことに加担したモノってワケなの』『だから被害にあったのよ』と言い、彼女は表情も変えずにスタスタと歩く。私はその話を聞きながら辺りを見回す。
『まぁ、この建物も病院なんだけど、ここもそういうワケでこっちにあるのよね』と説明をしながら並んで歩き、そしてまた細い路地に入る。

この場所には、たくさんの人がいるが、一人一人見ていくと、みな苦しそうで、悲しそうで、大切な人を失う辛さにもがき、泣いている。

どうしたものかとその人達を眺め歩いていると『気付かれないようにね』と彼女が耳元で囁いた。
『平然としてて、ここにいる人達はじぶんの置かれているコトに気づいていないから』
『さぁ、早く行きましょう』と彼女に手を引かれ路地を抜けた。

それから、私とその子は道行く人の中から、数人に声をかけ事の事情を話して歩いた。
B地区行きの電車が秘密裏に一本だけ走る事実と、時間と場所を伝えたが、それを聞いた誰もがイマイチ理解できてないような反応を示して信じてはくれなかった。

私とその子はある程度すると、そっと元来た道を通ってB地区に戻っていった。


しばらくすると、私達の話を聞いた人の中からポツリポツリと《もしかすると…》と思い始める者が出てきた。

夜の地下鉄の駅のホームに数人の人影が集まり、辺りを警戒しながらもヒソヒソと話し合う。
『お前もあの話を聞いたのか?』『あなたも?』
『本当だと思うか?』『オレは信じるぞ』と言っているとトンネルの中から音もなく光が漏れて、光がどんどんと近づいてくる。

『あ…電車だ』と誰かが声を漏らすと、静かに止まりプシューと扉が開いた。

皆一斉に乗り込むと扉は閉まり、音もなくまた走り出した。

トンネルの中を走るスピードがどんどんと上がり、皆が窓に近づき固唾を飲んで行き先を見つめる。
皆の心が高鳴り震えた時、前方の暗闇の奥にキラッと何かが見えた。

トンネルの出口の手前を監視するかの様に、大きな目からビームを放つ、二体の黒い顔のロボットが両サイドに立っていた。

切り抜けられるか、このまま突っ込んで捕まるか、判断の瞬発力が試された時、一人の男が咄嗟に運転席に移動し操縦レバーを思いっきり引き倒した。

すると振動でそれに気づいたロボットが振り返り、両手を広げてビームを放ちながら動きだし追いかけてきた。

『ココで捕まるわけにはいかないんだよ!』『戻りたくない』『頑張れ!』『逃げ切れー!』と皆が一斉に声をあげた、電車は手前で進路を変えて大きく後ろにバックし違う線路に続くレールに方向転換をした。
それを追ってきたロボットを、出口から引き離す事には成功した…。

が…

あとは…どうやって元の道のレールに戻るか…。