命の対話師まつだまゆみです。
ある日息子に告白されました。
「本当は〇〇のお母さんのお腹に入りたかったのに、お母さんのお腹に吸い込まれちゃったの」
え?
あなた、お母さんのお腹を選んだって言ってたよね(笑)
「神様にあっちに行って!って言われてお母さんのお腹に吸い込まれちゃったの、、、」
息子、不貞腐れた表情!(笑)
以前の私だったら相当凹んだと思うけれど、笑って受け入れられる段階だったからの告白だったんだなぁとその時は思っていた。
それが更に意味を持っていることに気づいたのが昨日。
私はどうにも一匹狼で自分のエゴの為に突っ走るところがあったのです、無自覚で。
どうにもこうにもならない状況に追い詰められて、やっとそんな自分と目が合いました。
もう、情けなくってクズ過ぎる自分に落ち込み。
恥ずかしくて仕方ないし、自分でどうしたら抜け出せるのかわからない。
吐き気がするくらいに自分の醜さとにらめっこして。
そこに外から助けが来て。
言葉を紡いでるうちに貰った言葉。
「これ"で"良い」を「これ"が"良い」にする。
流れてくるものを自分の為ではなく、周囲の為、子々孫々の為に、「これ"が"良い」を選択する。
それがずーっと心に行き渡って。
選択する時の心持ちを変えてみた。
すると、見えなかったものが見えて選択基準が変わった。
そして何より自分の為という動機だけでは力が湧かない自分に気付き。
そこに誰かの為にもなる、という理由が加わるだけで自分の底から力が湧いてくるのを感じた。
これなら動ける!、そう感じた。
自己犠牲で行動していては自分が疲弊して、パフォーマンスは落ちる。
自己の欲望の為だけに突っ走ってしまうと、視野は狭くなりすぐに限界が来る。
私が望む愛の循環というのは、自分で自分を満たしつつ、その活力を持って周囲と共に幸福となる為に動くこと。
そうやって、自分も周囲も愛に溢れた循環で豊かになっていけたら?
ケチケチしてるのがアホくさくなるわけで(笑)
今までなんだかやる気が起こらず、体調も絶不調だったのが、絶好調な朝を迎えて思う。
私の底力はこんなもんじゃない。
私がこの世界にできることはもっともっとある。
今はすぐに形にできなくても、不思議とそれを信じられる自分がいる。
今のまだまだ器の小さな私でも、できることからやっていこう!と思える自分がいる。
そう感じたら、そんな私の素質を培ってくれた両親を始め祖先のルーツ、生まれ育った土地、これまで私と共にいてくれた人々に感謝が自然と湧いてくる。
正直、自分のルーツも地元も地元の人達とも距離を置きたいと思う自分がいた。
嫌いだった。
でも、嫌いだったからこそ私の望むものも見えた。
そして、嫌いだと思っていたそれは確実に自分の中にもある要素だと気付き身悶えた。
ただ、物事一面だけの平面ではなく、多面体で。
良いところもあれば、角度の事情でその面にならざるを得なかったということも理解が追いついて。
そう思うと皆誰しもが一生懸命生きてるんだなぁと尊敬する。
仕事柄、死の場面に立ち会うことが多かった。
新人の頃から死の場面に立ち会っても、悲しいとか可哀想とか泣けてしまうとか、そんなことが私にはなかった。
同期が涙する姿を見て、私は感情が欠落してるのか?冷酷なのか?と思ったこともあった。
けれど、短い入院期間の間にその人の人生を感じ、精一杯最期の時を過ごしたその人を私なりに感じられていたからなのかなと振り返る。
どちらかと言うと「お疲れ様でした」、そう思って身体を清めお見送りしていた体感が蘇ります。
そんな尊厳を持って人や物事に接することができたら。
それって涙が出る程に幸せな事なのかもしれない。
そして、そんな人生だったと振り返りながら私も人生を閉じたいと思う。
その為に、私を見込んで「これで良いよね?」って流れてきたものを、
私の意志で「はい!これが良いです!」に変換して受け取って全うしていこう!と思える。
まだ不慣れだから上手く行かないかもしれないけれど。
トライ&エラーでコツコツやっていくうちにきっと上手くなる!(笑)
なんとかなる、仲間に相談して助け合えたら。
仲間や想いの分だけの馬力がついてくるはず!
そして、冒頭の息子の告白を思い出したのです。
息子、きっと人生の目的に相応しい両親を見定めていたけれど、配置を決められた。
でも、その置かれた配置で自分の母親となった私を全力で応援して支えてくれている!
息子が生まれる前から今までお手本を見せてくれていた!
私が周囲の為にと自分をおざなりにする癖が抜け、自分の為に!が行き過ぎたところで自分の在り方を見せてくれていた!
ふるえます。
息子は私の指導教官のようです(笑)
今朝、この私の考察を伝えて感謝を伝えました。
「お母さん、正解!」
満面の笑みの息子(笑)
息子とも夫とも、協力し合いながら生きて行けたら。
今まで私の暴走に付き合ってもらったことに謝罪と感謝を。
そして、私の力をあなたの為に使って欲しい。
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