当ブログには何度か載せたけれど、ここは私の母校。

1959年6月20日創立だから、間もなく65年目になる。

団塊の世代の私たちが学んでいたころの小学校は、1クラス60名で7~8クラスまであるのが当たり前の時代だったが、住宅地の造成が進み、それに伴って新設校があちこちに建設された時代でもあった・・・。

ここ台原小学校も、そのような時代背景の中で誕生した当時の新設校。

私が小学5年生のときに開校して、半強制的に転校させられることになった。

それまで私が通っていた北六番町小学校までは片道徒歩20分程度かかっていたけれど、台原小学校が出来てからは徒歩5分という距離が嬉しかった。

件の北六番町小学校のほかに、小松島小学校そして通町小学校の3校から、この新設校の学区内になった地域に住む子どもたちが転校することになったという訳だ。

 

当時は、原っぱに囲まれた丘の上にポッカリ出現した小学校という趣で、夕暮れ時になると原っぱで狸たちが宴会を開きそうなイメージ・・・。

体育の授業中に、『ボクもお勉強したいなぁ・・!!」と、シマヘビくんがニョロニョロと校庭を横切って行くこともあったね・・。

仙台東照宮の鎮守の杜がすぐ近くに見え、その奥には煌めく波の太平洋がすっかり見通せるロケーションだったことを思い出す。

今ではビルが林立して、その眺めも味気ないものになってしまった。

そして、創立当時の鉄骨プレハブ造の校舎も、今では鉄筋コンクリート造に建て替えられている。

遠いむかしの面影を宿しているのが、このドーナツ池。

この池で今泳ぎ回っているメダカは、何代目なんだろうね・・・??

 

因みに私は、この台原小学校の第二回卒業生。

そして、息子たちや孫っち兄ちゃんもこの小学校の卒業生。

豆っちが今現在4年生として在校している。

親子3代が勉学に勤しみ、友や仲間との友情を育んだ小学校・・・。

そして、昨日の記事に載っていた母が退職まで勤めていた最後の職場でもあるんだ・・・。