このところ急にクローズアップされているワード・・。
『消滅可能性自治体』。
何だか寂しいし、怖そうなワードだね・・・。
以下は新聞(河北新報25日朝刊)より。
経済界有志らで作る民間組織「人口戦略会議」は24日、全国自治体の持続可能性を分析した報告書を公表した。
2020~50年の30年間で、東北は全体の7割を超える165市町村で若年女性(20~39歳)の人口が50%以上減少すると推計され、自治体の存続が困難とされる「消滅可能性自治体」となった・・・。
この記事が、言わんとしていることの重大さが解るかな??
色んな要因が考えられるけれど、要するに子どもが少なくなって・・・当然のことながら人口が増えて行かなくなって、自治体そのものが成り立たなくなるということだよね。
嗚呼・・この辺もかつてはビルが立ち並んで賑やかなカフェの店舗などもあったんだよね・・・。
この草原はかつて公園でさぁ、噴水があって、その周りに美しい花が植えられていたんだよね・・・。
杖でわが身を支えながら、高齢者たちだけがそんな思い出話をしている世界など、想像したくないよね・・・・。
でも、これが現実になるかも知れないんだってさっ!!
何とかしなきゃ・・!!
人の心を忘れて、便利さだけを望んで来たツケかな・・??
ここらでしばし懐かしい昭和の時代に戻ってみるのも手かもなぁ・・などと思うのは俺だけか??
子どもは地球の宝物!!
子どもたちは、俺たち私たちの未来だよね!!
町中の大人たちがみんなで子どもたちを育てる手伝いを無意識にしていた「あ・の・こ・ろ」・・・。
八百屋の大将も女将さんも。
豆腐屋の小父さんも小母さんも。
魚屋の旦那も奥さんも。
そうそう、下駄屋の小母ちゃんも・・・。
お祭りというと張り切るテキ屋のおっちゃんだって・・
「おいおい!そんなに走っちゃ危ねえぜっ。」
「ダメダメ!いじめっ子しちゃダメだよ!そんなことしてる と、そのうち君がいじめられることになるんだぜっ!」
「ほらよっ!このおから祖母ちゃんへ持っていきなっ!」
「暗くなるからそろそろ家に帰んなよ!祖父ちゃん心配して門のところに立ってたぞ~っ!!」・・てな具合に・・。
経済的にはそれほど裕福だなんて言えなかったけれど、誰しも心はとても満たされていたあのころ・・・。
プライバシーって何だ・・・!?
おせっかい焼くのにも意義がある!!
味噌貸して!お醤油貸して!は、当たり前。
翌日小さな箱入りの燐寸を添えてお返しに行ったよね・・。
「お袋さんの具合はどうだ・・??子どもたちには晩御飯俺っちの子どもたちと一緒に食わせとくから、気にしないでお袋さんのところへ行って来なよっ!!」
町内の子どもたちのことを、みんなで可愛がって育ててくれていた あ・の・こ・ろ。
大丈夫!心配すんなよ!俺たちみんなついてるぜっ!!
私たちだっているからねっ!!遠慮なんかしないでさぁ!!
賑やかだった あ・の・こ・ろ。
近所のみんなが家族みたいでさっ・・!!
子どもだって、たくさんいたよねっ!!
昭和・・あのころ、何だがいぎなり懐かしいべぇなぁ・・。
んだべぇ!?そう思わねえがっ・・??
なあ、お前(おめえ)・・・!!
思わず仙台弁が口を衝くほど懐かしい・・・そんな昭和。