
先日「警視庁見学ツアー」に行ってきました。
というわけで今回のブログは「警視庁潜入捜査」(笑)
事前に予約を入れ、集団で警視庁内の一部を観て回るのですが
なかなかに人気なようで、希望の日時を取るのに一苦労。

最寄駅は「桜田門」ですが、今回は「霞が関」から行きました。
皇居や総務省などに囲まれた、オフィス街とはまた違った風格の地域です。

桜田門=警察のイメージが強い人が多いのではないかと思います。

因みにこちらが警視庁の目の前、法務省旧本館の建物。思わずパチリ。近づくのに畏れ多いような立派さでした。
警視庁内では、「ふれあい広場警視庁教室」「警察参考室(資料室)」「通信指令センター」を見せていただきました。
今回のブログでは「ふれあい広場警視庁教室」についてUPします。
(参考書料として当日いただいた「ウエルカム けいしちょう」という冊子を使用しています)
撮影不可であったため、写真をUPできないのが残念。
因みに警視庁内は節電モードでしたが十分な明度と適温でした。
飲食喫煙禁止でしたが暑かったので水分は適宜取ってOKでした(笑)
指定の箇所以外には決して立ち入らないようにと注意を受けましたが
ふと脱走してみたくなるのをぐっと抑えて教室へ。
警視庁内に設けられたこの教室では、スクリーンを通じて警視庁の概要を教えていただきました。
まず、クイズ形式で「警視庁の役割は?」という設問に手元のボタンで三択にて回答。
正解は「東京都公安委員会の下、『東京都』の治安を守る警察である」ということ。
これを『国内全体』『関東全体』を守っていると認識している人も多いとか。
テレビドラマで警視庁がよく現れるため、そして名前が「都警」でないため誤解されやすいのだとか(笑)
「警視庁」と「警察庁」は別の組織で、国内すべてを守る「警察庁」は総務省の中にあり、
いわば全国の警察の監督官庁みたいな組織。
名前が一文字違いだからごっちゃになりやすいですね(笑)
他の道府県は例えば「埼玉県警」などそのまま県名等が用いられていますが、警視庁に限って「都警」としない理由は、「首都を守る首都警察である」という意識からきているそうです。
警視庁の創設は明治7年。
明治5年に現在でいう警視総監にあたる「警視庁大警視・川路利良」氏がフランスへ警察の制度を視察するために派遣され、そこから日本の警察は制度もろとも西洋式を取り入れることになったそうです。
川路氏は「日本警察の父」と言われ、後日ブログにする予定ですが「警察参考室」には彼の愛刀や裃等が展示されていました。初代警視総監、重要なお方ですね。
余談ですが、川路氏が鹿児島の出身であることから警視庁には九州出身の警察官が多いのだとか。
今でも影響があることにびっくり。
警察というのは古風な組織?
次にスクリーンには警視庁の組織についての説明が。
警視庁は警視総監と副総監の下、9つの部、犯罪抑止対策本部、警察学校、10の方面本部と102の警察署によって構成されているそうです。
①総務部
②警務部
③交通部
④警備部
⑤地域部
⑥公安部
⑦刑事部
⑧生活安全部
⑨組織犯罪対策部
上記が9つの部。
それぞれの役割についての説明も受けましたが、長くなるので割愛させてください(笑)
ただ、騎馬隊と白バイのかっこよさには目を奪われたミーハーな私(笑)
そして次に警視庁の体制。 ※平成23年4月1日現在
●警察官 43,237人
●一般職員 2,841人
●専務的非常勤職員 3,095人
●警察署 102署
●交番 826か所
●駐在所 258か所
●地域安全センター 85か所
●パトカー 1,293台
●白バイ 951台
●水上警備艇 24隻
●ヘリコプター 14機
●警察犬 40頭
●馬 15頭
他の道府県の状況を全く知らないので、上記数字が多いのか少ないのか分かりませんが
全国の警察官の人数を約25万人(☆)とし、警視庁の警察官の人数を約4万人とすると
全国に占める割合は約16%。約6分の1となりますから割合としてはとても大きいと言えると思います。
☆警察職員の総数は約29万人である。
この中で「交番」というのは生活に密着し、よくお世話になっているところですが
「駐在所」というところを知りませんでした。
この「駐在所」では基本的に警官が一人で勤務しており、そしてそこで
家族と一緒に生活しながら警察官としての責務を果たしているそうです。
そこが交代で番をしている「交番」と大きく違う点ですね。
そして、気になる(?)都内における「刑法犯の認知・検挙状況」
(平成22年中の数字)
一部抜粋でご紹介しますと
★殺人
認知件数: 100
検挙件数: 105
検挙率: 105.0%
★車上ねらい
認知件数: 8,872
検挙件数: 1,641
検挙率: 18.5%
★すり
認知件数: 3,059
検挙件数: 289
検挙率: 9.4%
★振り込め詐欺
認知件数: 1,771
検挙件数: 1,386
検挙率: 78.3%
「車上ねらい」と「すり」の検挙率の低さが気になります。
すりはともかく、車上ねらいは結構証拠も残っているように思うのは素人考えでしょうか。
そして、私の実家にも時折電話がかかってくるという振り込め詐欺。
(幸い振り込んだことはありませんが)
78.3%というのは高い数字なのでしょうか。
パーセンテージはともかく、被害総額の大きさにはいつも目を奪われます。
子供や孫たちを心配する人からお金を奪う行為は許し難いです
(どんな犯罪も同じように許し難いですが)。
最後に「殺人」。これだけは100%を超えています。
なぜ?と思ってよくよく見てみると注意書きで
「検挙率が100%を越えているのは、前年以前に発生した事件の検挙を含んでいるためです」と。
ということは分母(認知件数)は当年の数字で、分子(検挙件数)は当年の数字+前年以前に起こり当年に検挙した件数ということでしょうか。
分子に前年分も加算するのであれば、分母にも同じだけの件数を加算しないと
パーセンテージとして出すにあたり、何となくフェアでないような気がするのは私だけかしら。
私は素人なもので、認識の仕方が誤っているようであればごめんなさい。
でも105%って・・・(^◇^;)
ま、殺人の検挙率が低いのも都民としては不安ですが。

最後に、駅構内に貼られていたポスター。
前述したように「首都を守る警視庁」が今後もこの東京をお守りくださることを
一都民として心から期待しております。
昼夜問わず一秒たりとも途絶えることなく東京を守護してくださる警視庁の皆さんに
感謝しながら・・・
首都警察【その2】に続く・・予定(笑)