台湾の牛角かっさプレートの工場を視察してきました。
工場に行く前にまず倉庫に連れていってもらい、大量の牛角を見せてもらいました。
牛の角と言っても牛の種類や産地も色々ありますし、牛以外の動物の角もたくさんあり、品種や産地、特徴などについて詳しく教えてもらいました。
牛角かっさプレートの円錐型をご利用の方はご存知のように、牛の角は種類によって中が空洞になっています。(牛の種類によって違い、水牛の角の場合は中が詰まっています)
円錐型のかっさプレートは牛の角そのものの形なので大きさや模様に個体差があることは商品を見ても分かりますが、元の角の段階で見るとよりはっきりと実感することができます。人の見た目がそれぞれ違うように、牛角もひとつひとつ違います。
角の厚みなどが牛の種類によって違い、それぞれ適した製品へと加工されます。
牛角かっさプレートの魚型や櫛型などは、水牛の角をプレスして板状にしてから加工されています。
倉庫から工場まで社長さんの車で移動する道中も色々と教えてくれました。
工場に到着すると、その場で職人さん達が手作業で研磨する過程を見せてくれました。
上の写真がその時のものです。
牛の角の先端部分3本を研磨してくれたのですが、職人さんが複数の研磨用の台を移動しながら丁寧に磨かれていました。
研磨されると元の牛角の状態からは全く違い、ツヤが出て光沢を帯び、触った感じもツルツルでとても滑らかになっていました。
かっさ・経絡講座を2011年に開催し始めてから、修了生の方々からかっさプレートを販売してほしいというお声を多数いただきました。
そのため、台湾だけではなく中国やベトナムなどからも様々なかっさプレートを取り寄せ、比較検討しました。
様々なメーカーのかっさプレートを取り寄せて比較検討した中には、研磨が粗くてなめらかに仕上げられておらず、肌に当てると引っかかる感じがしたり、痛いものもありました。
その中で最も品質が高く感じたのがこの台湾のメーカーのかっさプレートでした。(かっさ・経絡講座のキットのかっさプレートと同じメーカーのものです。)
また、お体に使用するものですので、原料の品質以外に、産地など原料の出所について証明できることも重要ですが、原料の信頼性についてもこのメーカーが最もしっかりとしていました。(牛角かっさプレートは輸入の際に原産地証明を取得する必要があります。)
かっさプレートの販売開始の際の流れについては、2013年2/2のスタッフブログに掲載しています。
2013年にかっさプレートの取扱を開始し、サロンでの店販やスクールの際のキットなどにご利用のかっさ・経絡講座の修了生の方からまとめてご注文いただくことも多く、現在の取扱量でも数ヶ月程度の製造待ちになることが増えています。
今回、台湾に行くことになって、当初はオフィスの方に行こうと思って連絡したところ、工場も見てみませんかと言われ、色々と見学させていただきました。
工場見学の後は社長さんの車でオフィスに連れていってもらい、色んな形のかっさプレートを見せてもらい、サンプルをいくつかいただきました。