女性は閉経とともに終わるのか?
いま、まさに閉経を間際にしてそんな思いに駆られることがあります。
実際、更年期症状で重いうつにかかり(もう完全復帰しています)白髪は抜いても抜ききれないほど増え、たまに経験したこともないほどの倦怠感に襲われる。
体重は右肩上がりで、腰周りの肉も急激に増えました。
肘は腱鞘炎で、耳は突発難聴で聴こえなくなったり目眩がしたり・・とまさにカオスです。
英語でミッドライフクライシス(中年の危機)という言葉があるけれど、まさに今の私の状態を指すのだろうと思います。
100年前の平均寿命は43歳というから、私は昔でいうととっくに死んでいる年齢(苦笑。でも人生100年時代と言われるいま、私たちに残された時間は約50年もある。
え?そうなんですよ。もしかしたら残りあと50年生きるかもしれないんです。
先ほど述べたように、たった100年前の平均寿命が43歳で、しかも今まで女性の労働人口は驚くほど少なかったんんです。何が言いたいのかと申しますと、50歳以上の女性が美しく健やかに生きれるっていう研究もデータもほとんど「ない」のが現状です。
閉経とともに女性ホルモンがゼロになる私たちが、果たして美しく理想的な人生を過ごせるのか。
答えはもちろん『YES』です。
周りの諸先輩方を見回しても、母を見ても、みんな凛と強くしなやかに生きてる方ばかり。今やまして医療も進んでいますし、健康や美をサポートする商品も次々に開発されています。
おこがましいとは思いますが、これからの社会のために、次世代のために、私たちが先駆者となってその道筋を作らなきゃ、と強い使命感に駆られています。
みんなで一緒になって、(木が年輪を重ねて立派になるように)私たちも「歳を重ねるほど美しい」と言われるような社会を作りたいと本気で思っています。
日本の「若い方がいい」文化はそろそろ終わりにしませんか?