近年のサプリブーム、私が思いつくだけでも100社以上のメーカーやブランドからサプリが発売されています。メディアでもサプリメントの特集が多く組まれるようになりました。
健康補助食品やサプリの主な目的といえば、健康の維持や栄養補給、疲労回復、ダイエットで利用する方も多くいます。
そんな中、こんな声を耳にします。
「サプリメントは気休め程度で、本当に良いのかわからない」。
今日は私たちが手掛けているSIMPLISSEのサプリメントの作るまでに至る経緯とブランドに込める想いについてお話ししようと思います。

 

 

 

「体に必要な栄養素は毎日の食生活で摂るのが一番」と、皆さんもそう感じていると思います。
「バランスよく食べていれば大丈夫でしょ?」
「サプリメントでわざわざ栄養をとらなくても……」
と当時の私も、今だから言える「サプリメント否定派」だったのです。

ですが、私たちの食習慣も昔と今を比べると、大きく変わりました。欧米の食文化が日本に入ってくるようになり、便利で安いファストフードも身近にあります。
忙しい日々が続くと簡単で便利な食事ですませてしまうことも。でも、その一方で、しっかりと栄養を摂るのであれば野菜中心のバランスの取れた食事も作らなきゃ、と思うわけで。特に子どもの食生活は気をつけるようにしています。

また、野菜自体の栄養素も昔と今では大きく異なるという事実に驚いたことがありました。
例えば、ニンジン。1950年のデータと近年のデータを比べると、同量のニンジンに含まれるビタミンAは63%も減っていて、ほうれん草に含まれる鉄分においては85%減!
栄養分ってちょっとした環境の変化でもすぐに壊れてしまうんですよね。冷蔵庫で保存している間だって、水洗い・調理をするときも栄養が減ってしまうのです。

今、健康や美容のためにも「腸内環境が大切」と話題になっていますが、ここで腸の細菌バランスに関わる体験談をひとつ。
出産して子育てに奮闘していた頃、毎日が驚きの連続でした。特に子どものウンチには驚きと発見の連続。新生児のウンチが鮮やかな黄色で、イヤなニオイもほとんどないということ。通常の便とは異なり、オムツの始末をしていても不快な気持ちにならないんです。

ところが離乳食を始めるようになると、ウンチの色が少しずつ色が濃くなってくる。特にお肉やお魚といった動物性タンパク質を食べると、ニオイもするようになるんです。
実際に新生児の腸は成長の過程や食生活によって腸内の細菌が増えたり・減ったりしていくのだそう。私たちが「生まれたときのまっさらな腸」(新生児の腸内は善玉菌だらけ…笑)をキープできれば良いのですが、お肉やお魚を食べる生活をすると、悪玉菌も活発になってしまうのは避けられません。(子どもの「腸内の細菌バランス」を目の当たりにし、体の仕組みを学んでいたことは今でも記憶に残っています)。

特に、お肉が大好きという方・年齢を重ねた方は、腸内の細菌バランスが崩れがちです。
腸内の細菌バランスを整えるために私がおすすめするのは、まずは乳酸菌たっぷりの食品を摂ること。ぬか漬けやキムチ、納豆にお味噌など和食には乳酸菌がたくさん含まれています。
「菌は胃酸で死滅してしまうんじゃないの?」と思われがちですが、ご心配なく。
先ほど紹介した食品に含まれる乳酸菌は酸に強く、腸まで届きやすいものばかり。良質なアミノ酸や繊維も含んでいますから、乳酸菌と協同で腸の細菌バランスを整えてくれます。

また「和食はムリ〜」という方には、プロバイオティクスの入ったヨーグルトをおすすめします。プロバイオティクスとは適正な量を摂取したときに有用な働きをする菌などの微生物のことですが、代表的なものは、おなじみ乳酸菌です。
乳酸菌は種類が多く、食品メーカーがそれぞれ独自に研究したおすすめの菌を入れています。ダイエット的にはカロリーが気になるところですが(笑)、忙しい現代人が手軽に乳酸菌を摂るにはぴったりのアイテムだと思います。
乳酸菌は「肌細胞のモトとなる栄養素」ではありませんが、どんな食事をしている方でも、年齢を問わず意識して摂取していただきたいと思います。

さらに手軽に栄養素を摂りたいという方、便秘に悩んでいる、ダイエットをしたいなど、目的に合わせてサプリメントを摂ることをおすすめしています。
次回はSIMPLISSEのサプリメントのに込める想いについてお話ししようと思います。

@simplisse_official
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