過去最も早く梅雨が明けた東京虹

本格的な夏に向けて、気温も湿度も一気に高くなるこの時期。

顔や体のべたつきに気をとられがちですが、髪の毛に覆われている頭皮は髪の密集で非常に蒸れやすいため、皮脂詰まりが起きやすい状態です。

 

美髪アドバイザー田村マナさんとの共著書「頭皮ケアで始める美髪バイブル」でも書かせていただきましたが、髪そのものは”死んだ細胞”。

もちろん、今ある髪のダメージを目立たなくするお手入れも大切ですが、むしろ励むべきは「これから育つ髪」を健康にする、頭皮のケアです宝石紫

 

健康な頭皮を育むために必要な要素は次の4つ。

①代謝

②保湿

③抗酸化

④血行

 

湿度が高いこの時期の頭皮は、顔と比較して大きな毛穴から分泌される皮脂(顔のTゾーンの7ビックリマーク)や汗が混じり合い、ラードのような汚れとなってこびりついてしまいます。

頭皮の代謝をアップさせ、きちんと汚れを取るには、まずは正しいシャンプーを行うこと。髪を洗うのではなく、頭皮を洗うことを意識し、毛穴を揉み出すように汚れをしっかり落として、頭皮を清潔に。

 

次に、保湿。

昨今、スカルプケアの大切さが脚光を浴びてきていて頭皮用のエッセンスがたくさん出ています。

頭皮は湿気がこもりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境なので、抗炎症作用のある成分が配合されているエッセンスを選びましょう。つけるときは頭皮に直接つけて、成分を押し込むように広げるのがコツ。

 

そして、抗酸化。

肌老化の要因である活性酸素は、もちろん頭皮にとっても大敵。特に頭皮は皮脂が酸化することで活性酸素が発生しやすくなっています叫び

清潔に保つだけでなく、食事やサプリメントで抗酸化力の高いモノを摂取して、身体の内側からも働きかけましょう。

 

最後に、血行。

髪を作り出している毛母細胞には、毛細血管が直接入り込んでいます。血行が悪くなることは、毛根に栄養が行き渡らないだけでなく頭皮にとって大きなダメージ。

髪と頭皮のためにも、頭に疲れを溜めないためにも、積極的にマッサージで揉みほぐすなどしましょう。

シャンプー前のブラッシングもオススメです。頭皮を傷つけない質の良いブラシを選び、頭頂部に向かって約3分ブラッシングするだけで、血行が促進され美髪につながりますキラキラ

 

髪を植物に例えるならば、頭皮はそれを育む大地ヒマワリ

湿気に負けない、ハリツヤのある美髪を育てるために、まずは大地である頭皮をキレイにしませんか?