以前ブログで、女性ホルモンと卵巣年齢の関係について詳しく書きました。
卵巣年齢は実年齢と等しいものではなく、かなり個人差があります。
それでは、卵巣年齢を若く保つためにはどんな対策をとればいいでしょうか?
私たちは普段の生活のなかで、紫外線、排気ガス、たばこ、肉体的・精神的ストレス、化学合成医薬品、食品添加物などの影響で体内に「活性酸素」を発生させています。
この「活性酸素」、聞こえは良さそうですが実は細胞を酸化(サビ)させてしまう主な原因です。
私たちのカラダは60兆個もの細胞で成り立っていますから、細胞が酸化する(サビる)=老化につながりますし、卵巣の中でできた過剰な活性酸素は、卵子の質を低下させてしまうのです。
活性酸素はとてもたちが悪く、一つの細胞を酸化させると連鎖的に他の細胞も酸化させる性質を持っています。
この連鎖的な酸化を食い止めてくれるのが、抗酸化物質です。
字のごとく、「酸化」に「抗う」抗酸化物質は身体の酸化を防ぎ、活性酸素を抑える力を発揮します。
私たち人間だけでなく植物も酸化します。
そして植物は、自分の身を守るために抗酸化力(ファイトケミカル)を身につけて活性酸素に対抗しています。
例えば、トマトやに含まれる赤い色素のリコピン、人参ならベータカロテンなど、これらはファイトケミカルです。
色素が豊富な緑黄色野菜、また抗酸化作用を持つことで有名なポリフェノール、例えばブルーベリーに含まれるアントシアニンや、緑茶に含まれるカテキンなど抗酸化作用の高い食事を心がけることです。また、ビタミンのエースとも呼ばれているビタミンA、C、Eや、亜鉛といったビタミン・ミネラルも高い抗酸化力を秘めています。
そして、質の良い睡眠をとることも大切です。
体内時計に働きかけ、覚醒と睡眠を切り替える睡眠ホルモン「メラトニン」には、強力な抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く効果があります。そのため、睡眠の質が悪くなると、メラトニンの分泌が低下し、活性酸素の除去能力が低下してしまいます。
質の高い睡眠を得るために気をつけることは、以前書いた記事をご覧ください。
卵巣年齢を老化させないためには、やはり規則正しい健康的な生活を過ごすことが重要になります。
生活習慣の見直しをベースにしつつ、賢くサプリメントを取り入れたいもの。
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日常生活に気をつけ、サプリメントについて正しい知識を持ち摂取することで、卵巣年齢を若く保つことはできます
卵巣年齢の老化対策は、健康と美容にも役立つことが分かりますね。
今日から卵巣年齢のアンチエイジング生活を始めてみませんか
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