肌が荒れている時は、何もつけない方がいいのでは?とか、新しい化粧品に変えてみよう!と思いがちですが、そういう時こそ保湿を徹底すべき。

 

前回の記事で、季節の変わり目で肌が敏感になっている時ほど、保湿が重要とお伝えしました。

今日は、なぜ保湿が大切かについて書きたいと思いますスマイル2


保湿というとまだまだ「外から化粧水などのお手入れで水分を補う」と思われている方が多いのが現実。

でも保湿とは、単に肌に水分を補給するのではなく、本来は体内から湧き上がる水分を保つこと。

肌の水分というのは、肌の上から補えるものではなく、NMF(天然保湿因子)と呼ばれる水分が体の中から湧き上がってくるものです。

この体の中から湧き上がってくる水分は、「角質層」と「皮脂膜」という2つのバリア機能によりしっかりと肌の内側に留められています。

「角質層」はセラミドを主成分とする細胞間脂質(図のピンク色の部分)がセメントの役割を果たし、細胞と細胞をつなぎ合わせ水分の蒸発を防いでいます。

「皮脂膜」は、皮脂腺から分泌される皮脂や汗や肌の上に常在する細菌によってできている天然のバリアで、水分の蒸発を防ぎつつ、紫外線などの外的刺激からも肌を保護する役割を担っています。

 

季節の変わり目などで荒れている肌は、角質層に傷がつき、肌バリアがうまく機能できていない状態です。肌の中の水分を繋ぎ止めるセラミドなどが足りず、常に肌が乾燥してしまう傾向に。このように肌が敏感になっている時は、新しい化粧品を試したりするのではなく、保湿に重点を置いたスキンケアをしてくださいぽっ

本来「保湿」とはスキンケアでこの2つのバリア機能を保つこと。セラミドが配合された化粧品を塗った後、肌内に存在しているスクワランなどが配合されたオイルで蓋をします。そうすることで、水分の蒸発をダブルに防いでくれます。

 

私がプロデュースしているシンプリスより9月5日に初のオイルセラムが発売になりました。

シンプリス エンリッチメント オイルセラムは、他の化粧品と組み合わせることで、その効能をぐっと底上げしてくれる画期的なオイル。シンプリスのAC美容液に、オイルセラムを1滴加えてることで、エイジングケアと保湿が同時に叶います。

乾燥がひどい時や、肌荒れしている時は、スキンケアの最後にオイルセラムを6滴ほど手のひらに広げ、顔全体にハンドプレス。

セラミドがバリア機能を強化し、その上に油膜のヴェールが張ることによって乾燥肌に働きかけます。

 

 

正しい保湿の知識を持ってスキンケアをすることで、トラブル知らずの美肌を目指しましょうキイロキラ