よくダイエットのために油の摂取を減らす人がいます。

でも油は、肌や髪のツヤを生み出したり、ホルモンを作り出してくれる大切なもの。美しい肌と健康のためには、油を摂取することは必要不可欠です。

 

だからといって油ならなんでもいいわけではなく、油の種類を見極める必要があります。

 

 

油の種類は、大きく「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」に分かれます。

 

不飽和脂肪酸は、植物性油に多く含まれ、常温では液体で存在。亜麻仁油などのオメガ3系、ゴマ油などのオメガ6系、オリーブ油などのオメガ9系に分けられます。


飽和脂肪酸は、動物性油に多く含まれ、常温では固体で存在。バターやラード、牛や豚の脂身などがこれに分類されます。

 

飽和脂肪酸はコレステロールを増やしたり、消化に時間がかかるので、脂肪として蓄積されやすいという性質があります。そのため、すべての飽和脂肪酸が悪者と見なされがち。

でも飽和脂肪酸に分類される油の中でも、良質な油もあります。

 

海外セレブを中心にブームが起こり、日本でも注目されているココナッツオイル

 

 

ココナッツオイルは飽和脂肪酸に分類されますが、

中鎖脂肪酸」が多く含まれています。

 

中鎖脂肪酸は、すぐに吸収されてエネルギーに変換されるため、中性脂肪になりにくい性質を持っています。効率よくエネルギー代謝してくれるため、体内に蓄積していく動物性油とは大きく異なって、エネルギー代謝のサイクルによって、体の基礎代謝がアップし、すでについている脂肪が燃焼されやすいという利点もありますスマイル2

 

ダイエット以外にも、基礎代謝が上がることで細胞の機能が活発になり、新しい細胞への生まれ変わりを促すため、美容効果も期待できます。

 

ココナッツオイルは、食用油の中でも飽和脂肪酸の含有率が高く、安定しているため、一般的な植物油に比べて酸化しにくい特長も。サラダ油の代わりに炒め油や、揚げ油として使用したり、コーヒーに入れたりと簡単に取り入れられます。

 

ただし、オイルなのでカロリーがあることはお忘れなくポイント

食生活を見直さずに、ココナッツオイルを過度に摂取してしまっては逆効果。

 

不要なオイルを抜いて、必要なオイルを1日大さじ1杯程度を目安に、上手に摂り入れてみてくださいねスマイル2