月一で岡部美代治さんと行っているスキンケア勉強会メモ
今月のテーマは「幹細胞と再生医療と美容」についてでした。

今年は山中伸弥教授のiPS細胞研究がノーベル賞を受賞したことにより、幹細胞と再生医療が注目されましたよね。流行語大賞の候補にもなりました。
私にとっても非常に興味深いテーマでしたので、ブログでも少し紹介したいと思いますビックリマーク

そもそも幹細胞とはなにかはてなマーク

人の身体は、約60兆個ものさまざまな種類の細胞から構成されてます。
これらの細胞は、内蔵、骨や筋肉、皮膚など体の全ての組織をつくって働いています。
ほとんどの細胞は50回の分裂をすると分裂出来なくなって細胞としての機能がなくなりますが、
細胞の中には同じ細胞に分裂することもでき、他の細胞になることができるものがあります。

これが幹細胞です。

幹細胞は種々の細胞の元になる細胞です。細胞の幹になることから名付けられました。
私たちが怪我をしたり病気になると細胞は死んでしまいますが、幹細胞は怪我をしてしまった組織を治癒して死んでしまった細胞を補うことができるのです。
注目のiPS細胞(人工多能性幹細胞)や、あわせてよく耳にするES細胞(胚性幹細胞)も幹細胞の1つ。
iPS細胞は皮膚などの細胞に遺伝子を組み込むことで、あらゆる生体組織に成長出来ることが発見された新しいタイプの幹細胞です。

山本未奈子 オフィシャルブログ 「美人への道<NYで学んだ美しさの秘訣>」 Powered by Ameba


それでは、皮膚の幹細胞はどうなのでしょうかはてなマーク

このブログでも何度か紹介していますが、肌の構造はバリアとなってうるおいを守る「表皮」と、肌の奥でハリを生みだすコラーゲンを作る「真皮」からなっています。
皮膚の幹細胞は表皮と真皮にあり、新しい細胞を生みだして肌の生まれ変わりを担ってます。
しかし、皮膚幹細胞が加齢とともに減少していくと肌の再生能力が低下します。
その結果、乾燥やシワ、シミ、たるみが現れてきます。
こういった肌の老化を防ぐには幹細胞を増やすことが大切になりますよね。

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現在、この幹細胞の性質を使ったさまざまな治療、いわゆる再生医療の研究開発が進んでいます。
皮膚幹細胞の治療の研究と開発がさらに進み、iPS細胞を再生医療だけでなく美容分野にも応用することができればエイジレスな肌を手に入れられるかも・・・アップアップ