爬虫類脳 | ぐうたらエステティシャンのタブーなこととか

フェロモンは、同じ種の動物が互いに仲間を認識できるように分泌・放出される物質であるが、人間の女性とイグアナのフェロモンは化学的に一致している。

また、人間の背骨の基底部には尻尾の名残があり、尾肢が付いた状態で生まれる場合もある。
人間の脳の主要部分のことを学者は「R複合体」つまり「爬虫類脳」と呼んでおり、人間の爬虫類脳は、人間の動物的な願望・反応の拠点である。
この爬虫類脳が、人間の神経系の中核であり、攻撃、冷血にして儀式的な行動、操作したいという願望、権力・所有欲(縄張り意識)、強い者が正しい、支配、服従、衝動、執念、崇拝、強情、社会の階層構造を求める願望といった性格・形質に関与している。
爬虫類脳は、考えるというよりも反応する。身体反応的な感情と生き残り反応の本拠であり、脳の中央に位置する扁桃体と密接に関係して機能している。
認知した危機に打ち勝つことができると判断すれば戦うし、勝てないと思えば逃げる。
身体を恐怖で凍りつかせることもある。
生き残れないかもしれないという恐怖から生じた感情反応で、新皮質の思考を圧倒する働きをする。頭の中が真っ白になるというのは、このことである。
現状の地位、権力、評判、優位性、知能の卓越、自意識などを守ることも、生き残りの仕事と解釈する。