医学◯要◯ 9 | ぐうたらエステティシャンのタブーなこととか

ユースタス・マリンズは著書の中で、X線撮影の不必要な放射線による影響で、アメリカ人の三万人に死者が出るであろうことを示唆している。

では、日本ではどれほどまでにこの検査の影響を受けているであろうか?

日本は世界一のCT保有国であり、その検査数は二位以下を大きく引き離している。

2011年の原発事故以降、放射能の問題を論じるときに、日本国内で原発事故により被った放射能被曝は、CTなどより低いなどという論調で扱われ、ゆえに心配ないなどと報じられた。

この報じ方は内部被曝を無視した嘘でしかない。

その安全と謳われて錯覚させられているCT自体がとても危険な検査だ。

権威、論文、研究、教科書、それらは嘘で塗り固められているということだ。

教科書やそれを作っている人間たちこそが間違いを広めている張本人なのである。

その教科書のもととして引用されているのが研究や論文であり、それも捏造や情報操作だらけである。

その根幹をなすのがゴーストライティングである。

これは先進国においては当たり前のことであり、アメリカなどではそれを追及している人々もたくさんいる問題なのだ。

しかし、日本人はそんなことが世界で起こっていることさえ知らない。


米国政府監督プロジェクトという、連邦政府の「腐敗を暴く」に掲載された資料には、パキシルの販売を10年以上にわたって支えてきたゴーストライティングのことが記されている。

この企画には多くの著名な精神科医も関与しており、今も彼らは多額の補助金を受けていることが明らかにされている。

一例をあげれば、2011年、著名児童精神科医らが「このパキシル研究は青年期の大うつ病治療におけるSSRI、パロキセチンの有効性と安全性を示すエビデンスを提供するものである」と報告した。

しかし、内部書類には「この研究はパキシルが実際には青年期うつ病治療における有効性を示しておらず、公表が望まれる論文ではない」ということが認められていたのだ。

つまり、パキシルはまったく薬と呼べるレベルではなかったのに、うまくいかなかった研究をゴーストライターが肯定的な研究に変身させ、その不正な科学論文に精神科医が署名。2006年の会計年度以来700万ドルをNIHの財源から受け取っている。


あなたが知っている検査の安全性、教科書や論文たちは常に捏造と情報操作に満ちている。

先進国において最も多い病気であり死因であるものは医原病である。

しかも現在そうと判明しているものですら氷山の一角なのである。