黒い司法〜0%からの奇跡 | AsukA Music Diary

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音楽を職にしているアラサーのちょっと羽目を外しながら生きている奮闘記。
最近11歳年下トルコ人の旦那ができました。

 

 






お疲れ様です、毎度どうもえじあすです〜

 

 

ここんところ2週間くらいずっとお腹を壊しているのですが、私の腸も老化し始めているいのでしょうかね?魚が食べたい。

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日は先日観た

【黒い司法〜0%からの奇跡】

のお話です。

 



あらすじとかきちんとしたレビューではないのであしからず。

 

 

 

原題は【JUST MERCY】

監督はデスティン・ダニエル・クレットン

 

 

1987年に起きた事件の犯人にされた黒人を、冤罪から救う黒人弁護士のお話です。

 



弁護士の名前はブライアン・スティーブンソン。現在も現役のアメリカの弁護士、社会正義活動家の人です。

アラバマ州モンゴメリーの司法の公式構想(Equal Justice Initiative)の事務局長も務め、1995年マッカーサー財団の“天才”賞を受賞。

 

 

原作はブライアンの著書【黒い司法】です。

 

 

モリーズゲームもそうだけど、原作の方が読み応えがありそうですね。

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アメリカでは人口も人種も多いからか、人種差別や男尊女卑、LGBTなどの問題が事件として日々報道されています。

黒人への冤罪の割合も多いといいます。選民意識か。

友人と過去のアメリカ大統領選の話をする時に、黒人差別や女性蔑視について必ずそこに触れますしね。

 


1640年〜1865年

アメリカではアフリカ人とその子孫が合法的に奴隷化されており、奴隷の所有者は大多数南部に住んでいた。そのため黒人の95%は南部に住んでいた。

南北戦争後、北軍の勝利により南部の奴隷労働制は廃止されるが、黒人への差別は特に治るわけではなかった。

 

1955年に“モントゴメリー・バス・ボイコット”という事件が起こりました。

黒人女性が白人にバスの席を譲らなかったため逮捕され、当時26歳だったマーティン・ルーサー・キング(「I have a dream」の人)がバスボイコット運動を始め、各地で公民権運動が起こります。


しかし1960年代後半に白人主義団体“KKK クー・クラックス・クラン”という白人至上主義団体が現れ、罪を犯したとされる黒人が裁判をかけずに銃で撃たれたり、拷問され、吊るされて見世物にされたが、警察や自治体も黙認していた。

その後1964年7月に公民権法制定がアメリカ議会で成立された。

これにより、人種差別は違法となる。

 

 

余談だが、キング氏は結構なパリピで、公民権運動を阻止したい警察官によりキング氏の浮気の証拠を突きつけられたらしい。

 

 

 

法的に決まったからといって簡単に差別がなくなるわけでもなく、黒人への冤罪は無くならない。

 



真の正義とは何か。

 



その正義のために戦う弁護士が、このブライアンです。

 

 

昨年公開された映画【グリーンブック】という映画も、黒人ピアニストが黒人差別の色濃い南部へ演奏ツアーへ出て黒人の地位を高めようとした、ハートウォーミング伝記映画でした。

アメリカは映画の中で自分たちの過去の過ちを美化せず見せるということをしますよね。

そこがアメリカ映画の良いところでもあるよなあと思います。

 

 

 

 

自分の正義なんてクソ食らえが私のモットーですが、真の正義のためになら少しは頑張れそうです。

 

自分のためにはなかなか力を出せなくても、誰かのためになら人ってなんか頑張れたりするもんです。

それに人は助けた人のことを好きになるといいます。

手を差し伸べることが多い人は、その分人に愛情を与えられる人だと思います。

 

 

 

過去を振り返り、過ちや暗黒な一面を自分が考えられる範疇で一つ一つ受け止め

学び賢くなっていきたいものです。

 

 

 

タラが食べたい。