実は今週末、英会話のお友達と山梨に釣りに行く予定でした。でも先週木曜日に父が倒れました。しかも病院では「この1週間から10日は何が起きてもおかしくないです。」なんて言われてしまったものだから、釣りなんて行ってる場合ではないわけで・・・友達に行けなくなったって伝えるにも、「集合が朝早いから断ってきた。」(調布駅に朝7時。我が家から1時間半はかかる。)と思われやしないかと、妙に詳しく
しちゃったんです。
そしたら相手がなんて返事したらいいのか、わからなくなちゃったみたいで(当たり前^^;)、返事来なかったんです。
そりゃ、そうよね?「父が危篤だから釣りいけない!」なんてね・・・2日くらいして、「返事おそくなってごめんね!言葉がみつからなかったんだ!」って・・・ホントこちらこそすみませんって感じです。いや、当日はやっぱり気がおかしくて、他にも詳しくお伝えしてしまった方はいらっしゃいますが、ホントすみませんでした。
いまでは、すっかり、驚くほどの回復力で、手術した日に意識が戻り、次に日に言葉がしゃべれるようになり、また次の日に等々ご飯まで食べ始めたとの事。正直集中治療室でご飯食べる人いないですよ^^;(それほどいいって事
)
我が家は父の兄弟が3家族全て目の前に住んでいて、父の兄も弟も今、父が患っている肺の病気で亡くなってます。(今回の手術は脳梗塞ですが)
まあ、父もその兄弟もみんなホントそっくりで、いわゆる「星一徹」すぐかぁーっとなり、お膳ひっくり返すんじゃないかと思うようなガンコ親父兄弟!
我が家の家族、親戚、みんななんでもすぐに笑い話にしちゃう家族!今回も意識が回復したものの、まだ話すことが出来なかった父に看護士さんが、「あいうえお順」のプレートをくれました。
それで一生懸命訴えているんですが、「ら・し・お」「ら・し・お」と繰り返すんですが、全くわからなかったんです。そしたら、短気な父は手で「もういい、あっちへ行け!」と私たちを追い払いました。
親戚にこの話をすると、「でた!おじさんらしいわね!」とみんな笑う!すでに笑いのネタにされている父^^;
今ではすっかり回復した父をネタに病院での出来事を親戚に報告しながら笑ってます。
こんな風に笑えるようになってホント良かったです。
ちなみに「ら・し・お」の答えは「ラ・ジ・オ」のことでした。
父が普段執着しているものというのは決まっていて、その一つが食べることなので、母が「らしおって何?食べ物なの?」と聞くと、また「違う」とクビを振る。
次に執着しているのがTVなので、私が「何か録画してほしい番組名?」と言ったときに母が「あぁ~もしかしてラジオじゃない?」と言ったらそうだったみたいで、ICUで暇だからラジオが聞きたいらしく、ホント昨日まで意識のなかった人とは思えない・・・という感じです。
火曜日には元々肺の治療をして下さっていた病院に戻る許可が出ました。
まあ、帰る場所が家ではないのですが、以前も再び病院に戻ったとき、看護士さんに「ただいまぁ~」と行って戻っていった父。きっとまたそうなんだと思います。
私は英会話の友達に「しばらく来れないと思うけど、復活した暁にはよろしく!」なんて言ってたのに、行けなかった日なんてたったの2日くらい。これじゃあ、只の大げさな人です^^;まあ、とにかくすべていい方向に向かってます。